『Destiny 2』DLC未購入者はエンドコンテンツへのアクセス権を奪われる。コミュニティからは不満の声が殺到

『Destiny 2』のDLC第1弾「オシリスの呪い」が12月6日に配信された。このDLCによって、ゲーム本編に含まれていたエンドコンテンツの一部がロックされたことを、海外メディアのKotakuUSgamerが報じている。コミュニティサイトRedditでも、これまでアクセスできていたコンテンツをDLCというペイウォールの裏に隠すことは倫理的に正しくないと指摘するスレッドが伸びており、わずか2日で11万8000件以上もの賛成票が集まっている。

具体的に言うと、高レベル帯プレイヤー向けのコンテンツである英雄ストライク(推奨パワー:270以上)と、レイドおよびナイトフォールの威光モード(推奨パワー:330以上)が、「オシリスの呪い」を購入しないとアクセスできないようになっている。一応、前者はDLC配信と同タイミングで追加されたものであり、DLCの一部として導入された新しいエンドコンテンツとみなすこともできる。だが後者はこれまでゲーム本編でアクセスできていたものであり、DLC未購入者はアクセス権を奪われた形となる。DLCによりエンドコンテンツを追加したのではなく、既存のエンドコンテンツをDLCの一部に移し替えたのである。

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また一部トロフィー/アチーブメントの獲得条件には威光難易度でのレイドもしくはナイトフォール攻略が求められるため、これから『Destiny 2』を始めるプレイヤーがトロフィー/アチーブメントをコンプリートするには、「オシリスの呪い」の購入が必須になるということも補足しておきたい。

PC版のリリースは10月24日。わずか6週間でコンテンツがロックされる

コンテンツの制限は前作から見られたものであり、『Destiny』の「地下の暗黒」DLC配信後も、DLC用エリアが使用される週の英雄ストライクにて、アクセスが制限されることがあった。『Destiny』時代からシリーズを追ってきたプレイヤーの多くは、DLCがほぼ必須であることを理解した上で続編を購入しているのではないだろうか。Reddit上でも、同シリーズは「全か無か(All or nothing)」の体験であるというコメントや、『Destiny』のDLCは拡張コンテンツではなく、継続プレイヤーに課せられるMMOの定額課金のようなものであるとの声が挙がっている。

だが過去の対応を知らない新規プレイヤーにとっては、不意打ちを食らった形となったかもしれない。それに今回はエンドコンテンツのうちDLCエリアを使用するものだけが限定的にロックされたのではなく、威光・英雄アクティビティがDLCというペイウォールによりまるごと制限されている。MMOとカテゴライズされることの多い本作であるが、『World of Warcraft』のように既存コンテンツを解放したまま、拡張パックと共に新しいエンドコンテンツを用意してきた作品とは毛色が違う。

既存の威光レイド・威光ナイトフォールの推奨レベルを据え置きにしつつ、高難度な新モードをDLC購入者向けに別途用意するという手段を選ばなかったActivisionとBungie。今後も新規DLCの発売とともに、エンドコンテンツがペイウォールの奥へ奥へと、施錠されていくのかもしれない。

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