EAの人気レースゲーム『バーンアウト パラダイス』が現行機向けにリマスターか。ブラジル発の噂が駆け巡る

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ブラジルメディアGamePressは12月13日、EAの『Burnout Paradise(バーンアウト パラダイス)』が現行世代機向けにリマスターされるのではないかと報じている。未発表のゲームの存在が明らかになるルートはさまざまあり、よく見られるものの一つは販売店が内部で共有しているゲームの発売予定リストだ。最近の例では、『大神 絶景版』の再リマスターが欧州の販売店から発覚し、その後正式発表され昨日発売を迎えた。GamePressは、ブラジル国内のサプライヤーが送付したものだとする発売予定リストを入手し掲載。そこには『Burnout Paradise』がPlayStation 4/Xbox One向けに、2018年3月1日に発売されるとある。

Image Credit: GamePress

『Burnout Paradise』は、2008年にPS3/Xbox 360向けに発売され、翌年にはPC版もリリースされたアクションレーシングゲームだ。バーンアウトシリーズとして初めてオープンワールドを採用し、広大なマップの中を自由に走りながら、いつでもレースを開始することができる。派手なクラッシュ表現がこのシリーズの特徴で、もちろん本作にも受け継がれている。スピンオフ的な作品を除けば、シリーズの最後の作品となっている。

人気の高いゲームだったことからリマスターを求める声はこれまでにもあったが、シリーズの開発を手がけてきたCriterion Gamesは今年4月、「現在そのような計画はありません」とファンの質問に回答していた。ちなみに、Criterion Gamesは現在『Star Wars バトルフロントII』のスターファイター・アサルト部分の開発に携わっている。

『Burnout Paradise』のリマスターに関しては別の噂も浮上している。ブラジル国内で流通するゲームなどのレーティングをしている政府系機関のデータベースには『Burnout Paradise』も登録されているのだが、かつてリリースされたプラットフォームに加え、PS4やNintendo Switchが記載されている。「Xbox」は初代Xboxのことではないのは明らかだが、どのXboxを指すのかは分からない。また登録年がすべて2012年となっているが、ここはすでに審査していたプラットフォームと統一しているようで、ほかのタイトルでも同様だ。ちなみに、販売元がWarner Bros.になっているのは、ブラジル国内では同社がEAタイトルの流通を担当しているためである。

このようにブラジル発で『Burnout Paradise』のリマスターをうかがわせる情報が出てきているが、販売店情報については信憑性がはっきりしない。ブラジルのレーティング情報については、これまでにも数多くの未発表タイトルをリークしてきた“実績”があるため、より確度の高い情報と言えるが、掲載されたプラットフォーム向けの発売に至っていないケースも多いのでこちらも確実とは言えない。バーンアウトファンとしては期待したいところだろうがはたして。なお、Xbox Oneでは後方互換によりXbox 360版がプレイ可能となっている。

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