『PUBG』チーターの99%は中国のユーザであることが判明。累計プレイヤー数3000万人を突破したメガヒット作ならではの苦難

PUBG Corps.は12月21日、PC/Xbox One版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の累計プレイヤー数が3000万人を突破したことを発表した(Gamasutra)。本作は12月12日にXbox One版がGame Preview Programを通じて発売され、12月21日にはPC版が念願の正式ローンチを迎えたばかり。公式データとして開示される数字が売上本数からプレイヤー数に変わったのは、Xbox One版の売上本数とプレイヤー数がイコールではないからだろう(Xbox Oneでは「ホームXbox」を指定することで、購入したゲームを他アカウントと共有できる)。

正確な数字ではないが、SteamSpyの調べによると、PC版『PUBG』の所有者数は12月21日時点で2600万人弱。11月初旬でのセールスは1800万本であったことから、PC版だけでも1か月半で800万本ほど売上を伸ばしていることになる。Xbox One版については、先述したように売上本数とプレイヤー数との間に差があるものの、数百万本単位で売れていると推測できる。

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またPC版の同時接続ユーザ数はピーク時で300万人近くを記録。正式ローンチ直後こそサーバがダウンしたことから数字が落ち込んでいるが、ほぼ安定して同時接続ユーザ数のトップに君臨し続けている。正式ローンチ時には帯域幅が22Tbpsに達したというから驚きだ。

『PUBG』のプレイヤー数が増えることは喜ばしいことだが、実際に遊んでいるプレイヤーとしてはゲーム内で猛威を振るうチーターの存在が気になるところ。コミュニティ内ではよく、チート行為の元凶は中国人ユーザにあると不満がぶつけられているが、実情としてはどうなのだろうか。この悩ましい問題についてPlayerUnknownことBrendan Greene氏は、海外メディアKotakuに以下のコメントを寄せている。

Greene氏「ゲーム内でのチート行為の約99%は、中国のユーザによるものです。チートツールの巨大な市場というのは、中国に限らず世界中に存在していますが、中国には他の国よりもチート行為に対してほんの少しだけ寛容な文化があるようです。また人口的に見ても、中国には他のどの国よりも多くの人が集まっています」
 

この発言により、本作におけるチート行為の大多数は中国のユーザによるものだということが明確になった。たしかに中国のプレイヤー人口は他国のそれを圧倒しており、Steamでは2017年11月時点でユーザの約64%が簡体字中国語を使用している(関連記事)。あくまでもユーザが設定している使用言語なので、その全てが中国本土に住むユーザというわけではないが、ひとつの目安としては十分だろう。また先述したSteamSpyによると、『PUBG』におけるアクティブユーザの過半数は中国のユーザとなっている。チート行為の蔓延は、本作が中国で爆発的なヒットを飛ばしたことの代償なのだろう。

もちろん、中国のユーザ全員がチーターというわけではない。その点も踏まえ、Greene氏は中国のユーザを他リージョンのサーバから締め出すという考えには否定的な姿勢を見せている。ではどうすればよいのかというと、やはり地道な対策を続けるしかないのだろう。チート行為との戦いに終わりはなく、撲滅することは不可能に近い。それでもPUBG Corp.は積み重なるチート対策により、過去数か月の間にチーターの数を65.7%減らすことに成功したと報告している(公式ブログ)。本作がバトルロイヤル・ジャンルを代表するタイトルとして末長く愛されるためにも、継続的かつ厳重な対策に期待したい。

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