病院運営シミュ『Two Point Hospital』正式発表。ユーモラスな架空の奇病をケアする『Theme Hospital』の精神的続編


SEGA EuropeとTwo Point Studiosは1月16日、病院運営シミュレーション『Two Point Hospital』を正式発表した。本作は1997年に発売された『Theme Hospital』の精神的続編。実在する病気を治療するのではなく、架空の症例もりだくさんの愉快な病院を経営する、テーマパーク感覚のシミュレーションゲームである。対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース時期は2018年後期を予定。開発を担当するTwo Point Studiosは、『Theme Hospital』を手がけたBullfrogの元主要メンバーMark Webley氏とGary Carr氏が設立した英国のゲームスタジオである。

プレイヤーは経営者として自分だけの病院を設計し、医師や看護師を雇用。スタッフが要求する雇用条件や個々の性格に配慮しつつ、彼らを管理する。また受付、診療室、手術室など設備を整え、最新の医療器具を揃えることで職場を拡大。診断・治療を施すことで病院の評判と収益を伸ばしていく。ジョークのような奇病や、プロ意識に欠けたスタッフが引き起こすトラブルに頭を悩ませながら、過酷で愉快なヘルスケア産業をのし上がろう。快適な病院ライフを送れるような娯楽の提供、そしてライバル企業との競争に負けぬよう研究開発への投資も忘れずに。

トレイラーでは奇病の一例として、頭部が巨大な電球になった患者の姿が映っている。どこにいっても頭がピカピカと光るので、映画館や電車内など公共の場では周りの迷惑になる。とつぜん電球男になってしまった旦那の姿に奥さんもビックリ。病名は「light-headedness」。頭が軽くてフラフラする目まいと電球頭を掛けたダジャレである。本作にはこのようなユーモラスな病気がたくさん登場するという。

2Dの『Theme Hospital』とは違い3Dグラフィックを採用
パブリッシャーであるSEGAのアーケード筒体も

『Theme Hospital』から20年の時を経て発表された精神的続編『Two Point Hospital』。公式サイトのメーリングリストに登録すると、開発者の舞台裏動画にアクセスできるようになるほか、作品リリース時にはゲーム内で使える特典アイテムが付与される。