『We Happy Few』の正式リリースが2018年夏に延期。混乱を防ぐため早期アクセス版の販売は一時停止、プレイ時間を問わず返金対応

Compulsion Gamesは1月19日、『We Happy Few』の正式リリース時期を2018年4月から2018年夏に延期することを発表した。開発は順調に進んでいるが、さらなる磨きをかけるための時間が必要となり、今回の判断に至った。

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※新プレイアブル・キャラクター「Sally」が登場するティザー映像は2分25秒から

またSteamで販売中の早期アクセス版は2018年1月末をもって販売を一時停止し、購入済みのプレイヤーにはプレイ時間を問わず返金に応じることをアナウンスしている。本作の正式リリース版は、AAA級タイトルと同じ60ドルのフルプライスで販売される予定であり、その旨が発表された昨年8月には、29.99ドルから50.99ドル(日本では5950円)に値上がりしている。販売の一時停止および返金対応というのは、50.99ドルという価格設定が、早期アクセス中のタイトルへの対価としては不相応に高いという、コミュニティからの指摘を受けて下した決断とのことだ。

早期アクセス版の50.99ドルという価格には、予約購入者向けの値引きという意味合いが含まれていた(ストアページでも「事前購入すると15%お得」というフレーズが使われている)。だが「予約購入」ではなく未完成の「早期アクセス版」への対価であると考えたプレイヤーとしては、納得のいかない価格だったのだろう。早期アクセス版で実装されているコンテンツは完成品の約半分であり、本作が「E3 2016」で注目を浴びるきっかけとなった物語部分も未実装。Steamのユーザレビューは、本作が昨年8月に値上げされてから不評の割合が増している。

Steamストアページより。2017年8月の値上げ以降、ネガティブ票が増加

プレイヤーが不満を抱えて去っていく今の状態を野放しにすれば、不評レビューと苦情だけが募り、作品の評判を落としてしまう。将来的な売上にも影響を及ぼしかねず、また何より、プレイヤーがハッピーにならない。新規プレイヤーに同じ悲しみを味わわせないよう、購入機能を停止したのである。仮に「早期アクセス版」ではなく「早期アクセス権付きの予約販売」という名目であったならば、受け止められかたは違っていたかもしれない。なお正式リリースが近づき、コンテンツの詳細が発表された後には、改めて販売を再開するとのことだ。

『We Happy Few』は、精神を高揚させる麻薬「ジョイ」に支配された英国の街「ウェリントン・ウェルズ」からの逃走を図る、一人称視点のサバイバルアドベンチャーゲーム。自動生成される1960年代風のディストピアにて、空腹度や喉の渇きといったパラメータを管理し、ときには自ら「ジョイ」を服用することで周囲に溶け込みつつ、脱出の手立てを探っていく。早期アクセス版では本作のサバイバル部分が実装済み。正式リリース時には、偽りの幸福に溺れた住民と、そこから逃れようとする主人公たちのリッチな物語が描かれる。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One(Mac/Linuxはリリース日以降対応)。完成時にはプレイアブルキャラクターが3人(現在は1人)、全体的なコンテンツ量は早期アクセス版の2.5倍に増える予定だ。

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