PCゲームをさまざまなデバイスで遊べる「Rainway」オープンベータ開始。手軽さを重視したストリーミングアプリ

PCゲームをさまざまなデバイスでプレイすることを可能にするアプリ「Rainway」のオープンベータが1月20日より開始された。昨年4月よりオープンベータの実施は予告されていたが、幾度もの延期を経てようやく実際に利用できるようになった。なお、「Rainway」はストリーミングを利用したアプリになっており、参加するにはDirectX 11対応のGPUを搭載したPCや遊びたいPCゲームなどを揃えておく必要がある。また今回のオープンベータではWebブラウザからのプレイにのみ対応している点も留意してほしい。

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手順としては、まず「Rainway」公式サイトにて右上の「REGISTER」からユーザー登録をおこない、送られてきたメールのリンクをクリックし登録を完了させる。次は画面中部にある「DOWNLOAD SEVER」を押しサーバークライアントをダウンロード。インストールを行うとサーバーセットアップが始まる。ストリームするディスプレイとサウンドデバイスを選択し、ストリーミングにおける形式Lossy(速度優先、画質劣化)もしくはLoseless(速度は遅いが画質は良好)を選ぶ。画質は右側のツマミにて細かく調整することも可能。Steamクライアントと連携させればホーム画面が開かれる。

言うまでもないが、Steamクライアントとの連携などはリスクがあるので、各自注意が必要だ。

ここまで到達すれば、次はプレイだ。遊びたいデバイスのブラウザにて「Rainway」公式サイトを開き、「OPEN WEB CLIENT」をクリック。ホストとなるPC側の「Rainway」が起動している状態ならば、Steamにて所持しているゲームが表示されるはずだ。

実際にゲーミングPCをホストとしWi-Fiを介して別PCにてプレイしてみたが、LossyとLoseless ともに2D/3Dアクションゲームはかなり厳しく、アドベンチャーゲームなら問題なくプレイできるという印象だ。操作もキーボード/マウスについては入力を受け付けていた。ただストリーミングということもあり、こうしたプレイは回線環境やPCスペックなどに大きく依存するだろう。あくまで参考レベルのレポートになるが、少なくともベータの段階でも動きの少ないジャンルの作品ならプレイできそうだ。なお、Google Chromeからのプレイには問題を抱えているのでほかのブラウザを選ぶ必要があるほか、Android/iOSのブラウザからプレイしようとしてみたが、どちらも現時点では中間ツールなしでのプレイには対応していないようだ。

『VA-11 Hall-A』のように処理を要さないゲームは問題なく遊べた

近年においてはストリーミングでゲームすることはそう珍しくはないが、「Rainway」は使いやすさを重視している印象を受けた。ユーザー登録しサーバーアプリケーションをインストールすれば、軽く設定するだけでSteamと連携しすぐにストリーミングのプレイをすることができる。ネットワーク設定など細かい調整などが求められないので誰にでも使うことができる手軽さがあると感じられた。

とはいえ、まだまだベータということもあってか、快適に遊べるという段階には到達していない。サーバー側の問題が発生しておりアクセスできないユーザーが発生しているという報告もなされている。ただ現時点でもアプリとしての使いやすさは感じられたほか、単純にゲームが動作することも確認できた。今後開発が進み最適化されることで遊べるジャンルが増え、かつ今後コンソール機/モバイルデバイスでも使えるようになれば、PCゲームを遊ぶ幅が広がるだろう。無料で利用できるという点は大きな強みになる。すべては今後の開発次第ではあるが、オープンベータの時点でもアプリとして一定の可能性は感じられるだろう。

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