風吹く街で暮らすスローライフRPG『My Time at Portia』Steam早期アクセス版発売。ニンテンドースイッチ版も正式発表

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Team 17とPathea Gamesは本日1月24日、Steamにて『My Time at Portia』の早期アクセス販売を開始した。価格は2050円。現時点では日本語に対応していないものの、Pathea Gamesは以前弊誌に対して「早期アクセスが進めば日本語に対応する」と語っており、ローカライズに強い意気込みを見せていた。ストアページもすでに日本語表記となっている。

『My Time At Portia』は、『牧場物語』や『Stardew Valley』、『どうぶつの森』、『ダーククロニクル』や『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』など多くのタイトルの影響を受けながら開発されているアクションRPGだ。舞台となるのは、心地よい風が吹く美しい街「Porita」。プレイヤーは町外れの工房を構えており、この工房を大きくしていくことになる。

本作の特徴は自由度の高さ。プレイヤーは気ままに一日を過ごすことができる。野菜を栽培してもいいし、釣りをしてもいい。街の人々と交流してもいいし、遠征して冒険してもいいだろう。どう過ごすかはプレイヤー次第。住民と仲良くなれば友人となり、デートに誘い好意を示せば恋人およびパートナーなれる。ゲーム内には四季があり、行事なども用意されているので、こうした特別な日は住民と距離を縮めるよいチャンスだ。ちなみに本作では同性婚も可能であるようだ。街の外に出れば探索の始まりだ。ダンジョンに潜り込みモンスターと戦闘を繰り広げるなど、冒険要素も充実。クラフトなども盛り込まれ、『ルーンファクトリー』シリーズを彷彿とさせるゲームデザインとなっている。

早期アクセスの予定期間は9か月が予定されており、すでに約25時間に及ぶコンテンツが収録されているほか、開発が進めば新エリアや新クエストが実装されていくとのこと。正式リリースにあたっては定価を引き上げることも予定されている。

またTeam 17はあわせて、ニンテンドースイッチ版『My Time at Portia』を2018年に発売すると発表した。任天堂側から発表されたことにより、発売することが正式に確定した形だ。以前より開発元であるPathea Gamesは、同作をニンテンドースイッチ向けに対応させると語っていたが、インディーゲームのコンソール機への対応は時間を要することもままある。Team 17がすでにニンテンドースイッチ向けに『Overcooked Special Edition』や『Yooka-Laylee』をリリースしていたこともあってかスピーディにコンソール展開がなされており、2018年中に『My Time at Portia』が同ハードで遊べることになった。

なお『My Time at Portia』はニンテンドースイッチのほかにPlayStation 4/Xbox Oneでの発売も予定されている。本日発売されたSteam版の早期アクセス期間が9か月予定と考えると、コンソール版の発売は10月もしくは11月頃であるだろう。その頃には日本語にも対応していることを願いたいところだ。

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