『ドラゴンボール ファイターズ』全世界累計出荷本数が200万本を突破。海外での支持厚く、シリーズ最速のペースを記録中

 

バンダイナムコエンターテインメントは本日2月1日、『ドラゴンボール ファイターズ』の全世界累計出荷本数が200万本を突破したことを発表した(ダウンロード版含む)。この数字は、「ドラゴンボール」シリーズ史上最速であるという。

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『ドラゴンボール ファイターズ』はPC/PlayStation 4/Xbox Oneにて発売された対戦格闘ゲームだ。北中南米/欧州・東南アジア地域では1月26日に発売され、日本では本日2月1日に発売されたシリーズ最新作。2D対戦格闘ゲームを多数手がけてきたアークシステムワークスが開発を担当しており、3Dモデル表現による多彩なカメラワークと2D格闘ゲームを組み合わせた2.5D表現を採用している。また開発にはUnreal Engine 4を使用している。

ゲームシステムとしては3対3のチーム戦を採用し、バトル中のキャラクター交代、アシスト技、3人同時での必殺技など、キャラクター同士の相性や戦略を見据えた編成が求められる。対戦ゲームとして完成度を高めつつ、原作のシーンを再現する特殊演出「ドラマチックスタート・ドラマチックフィニッシュ」などファン心をくすぐるシステムも盛り込まれており、すでに海外にて高い評価を獲得している。レビュー集積型サイトMetacriticではPlayStation 4版が88点を記録しているほか、ユーザースコアも8.5点と高得点。盤石の評価を獲得していると表現しても大げさではないだろう。

もとより国内・海外での人気が高いシリーズであるが、海外にて先行発売された本作(前作「ゼノバース2」も海外先行)は特にその傾向が強い。すでにSteam版の売り上げが好調であることを報告していたが(関連記事)、イギリスのビデオゲーム業界の団体組織のUkieは、27日付けのパッケージ版における週間チャートを開示しており、『ドラゴンボール ファイターズ』ははランキング2位に位置づけている。

『ドラゴンボール』シリーズにおいては海外の支持はもとより強く、前述のイギリスのチャートではPlayStation 4/Xbox One版『ドラゴンボール ゼノバース』も同程度の売れ行きだったとされているほか、昨年には『ゼノバース』シリーズは累計合算で800万本を突破していることが明かされていた。また第二作目のニンテンドースイッチ版も50万本出荷されたと報告されている。今世代にて好調な売れ行きを見せる『ドラゴンボール』シリーズの中でも、『ドラゴンボール ファイターズ』はさらに調子がよいことを感じさせる。