ファンタジー不思議のダンジョン『Tangledeep』正式リリース。小気味よく進む、ハクスラ要素も濃いローグライク

 

インディースタジオImpact Gameworksは本日2月2日、Steamにて早期アクセス販売を続けていた『Tangledeep』を正式リリースした。『Tangledeep』は開発者みずから『風来のシレン』から影響を受けていることを公言するダンジョンRPGだ。

手ごわい難易度ながら事故やアクシデントは少ない、「難しいが予測できる」タイトルを目指して開発された。正式版のリリースにあたっては、大量のバグの修正やゲームバランスの調整がおこなわれたほか、菊田裕樹氏や日比野則彦氏、Grant Kirkhope氏らが提供する楽曲も実装された。隠しボスの追加やストーリー完結など要素の追加もおこなわれている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。

*早期アクセス版のトレイラー

『Tangledeep』では、プレイヤーは自動生成されたダンジョンを潜っていく。敵を倒し危険なトラップをくぐり抜けボスを倒し、レアなアイテムを地上へと持ち帰るのだ。正式版では12種類の職業が用意されており、100種類以上のスキルから好みのものを選び手強い敵たちに挑む。拠点となる街では、アイテムの売買や保管ができるほか、魔法の木を栽培したりダンジョンで捕まえたモンスターを育てることも可能。ダンジョンでは、それぞれ特徴の異なる新しい装備を発見していく楽しみもあり、ハック・アンド・スラッシュ要素も濃い作品だ。

なおImpact Gameworksは以前に『Tangledeep』が日本語に対応予定であることを弊誌にて明かしていた。日本語対応の時期についてたずねたところ、「ローカライズのパートナーをすでに見つけており、日本語対応に着手しつつある段階」であると回答をいただいた。「『Overcooked』や『Enter The Gungeon』のように可能な限り最高のクオリティのローカライズを実現したい」とも語っている。正式リリースし開発に区切りが生まれたことで、他言語展開はスムーズに進みそうだ。

『Tangledeep』は2018年Q2(夏)にニンテンドースイッチ版をリリース予定。こちらのニンテンドースイッチ版は欧米と同時に日本での発売も予定しており、日本語が含まれる予定とのことだ。