ドット絵で壮大な大空を描く2Dアクション『Owlboy』日本語版がニンテンドースイッチ向けに配信開始。8年の歳月が費やされ完成した作品

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インディースタジオD-Pad Studioは本日2月13日、ニンテンドースイッチ版『Owlboy』を配信開始した。価格は税込2700円。架け橋ゲームズのローカライズにより日本語表示に対応している。PC版はすでに日本語化されており、今回はニンテンドースイッチユーザーも同作を遊べるようになった。同作はPlayStation 4/Xbox One向けにも発売が予定されているが、現時点では国内・海外ともに発売日は未定となっている。

『Owlboy』は横スクロール型の2Dアクションゲームだ。主人公はフクロウ族の落ちこぼれ少年オータス。親友のゲディと共に空に浮かぶ世界を冒険し、さまざまな仲間との出会いと別れを繰り返しながら成長していく。開発には8年以上が費やされており、細やかな表現が全編に通じて堪能できるドット絵が特徴的だ。青さだけでなく雲のディテールにもこだわった大空は壮観というほかない。

こうしたビジュアルだけでなく、オータスの成長が描かれるストーリーテリングやシンプルでありながら触り心地のいいゲームデザインが高く評価されており、2016年を代表するインディーゲームのひとつとなった。ゲームは、縦横ともに広く設計されているエリアを渡っていくメトロイドヴァニアスタイルとなっており、さまざまなギミックが楽しめる。難易度はやや高いが、万人が楽しめる一作といえるだろう。

ニンテンドースイッチ版においては、現在長時間プレイしているとゲーム動作が不安定になってしまうという不具合が発生している。ゲームを再起動することで一時的にはなおるとのことだが、D-Pad Studioは早急に修正アップデートを配信するとのことなので、こちらも留意していただきたい。

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