『レインボーシックス シージ』感染者の大群と戦う「アウトブレイク」ゲームプレイ映像公開。マップの刷新や「Pick & Ban」制度の導入も

Ubisoftは2月19日、「Six Invitational」シーズンファイナルにて『レインボーシックス シージ』の期間限定Co-opイベント「アウトブレイク」の詳細を発表した。以下はゲームプレイ解説動画と発表時のパネル映像である。なおイヤー3シーズン1「オペレーションキメラ」で追加される新オペレーター「Lion」「Finka」ついては2月18日に発表済みである(関連記事)。

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隔離された町で感染者と戦う

「アウトブレイク」は3月6日の無料アップデートで追加される最大3人のCo-opイベント。PC版テストサーバでは現地時間2月20日よりテスト配信が開始される。舞台となるのは米国ニューメキシコ州の町「トゥルース・オア・コンシクエンシーズ」。謎の宇宙カプセルが墜落し、中に入り込んでいた寄生虫が町の人々を襲い始めた。この生命体は宿主を支配し、人体を変異させてしまう。被害が隔離エリアの外にまで広がる前に、脅威の元凶を取り除かなくてはならない。

ドクの素顔も公開

「アウトブレイク」用の専用マップは、従来のPvPマップとは違いオープンな構造になっている。3種類のマップにはそれぞれ固有のシナリオがあり、複数のオブジェクティブをこなしながら攻略していく。例えば「ホスピタル」マップであれば、救出対象である科学者を探し出し、防衛フェーズを切り抜けてから脱出地点までエスコートする。PvPルールが複合したものと考えてよいだろう。防衛フェーズでは壁をブリーチングしてくる感染者の大群と戦うことに。ほかにも感染者の巣窟に爆弾を設置する「リゾート」と、カプセルの落下地点であり感染拡大を食い止めるカギとなる「ジャンクヤード」マップも用意されている。

PvPマップと「ホスピタル」マップの一部を比較

任務に参加できるのは、新規オペレーター2体(Lion/Finka)、スモーク、イン、バック、カプカン、アッシュ、ドク、タチャンカ、グラズ、そして新兵。アタッカーとディフェンダーが一緒に戦うというのは新鮮。固定式LMGを思う存分乱射できる「アウトブレイク」は、タチャンカが輝くイベントと言えるだろう。本イベントのリード・ライターであるLucien Soulban氏も「Six Invitational」にて「タチャンカ抜きで企画を進めることは考えられなかった」と語っている。

オペレーターが戦う感染者は「Grunts」「Breachers」「Rooters」「Smashers」「Apex」の5種類。最も目にする機会が多い「Grunts」は、宿主を保護するため体表を硬い甲皮で覆い、敵と認識した生物に襲いかかる。「Breachers」は動きが速く、近寄ると自爆する。「Rooter」はテレポートしながら珊瑚状のとげを地面から発生させ、オペレーターの動きを封じる。テレポート移動を続けるため狙いを定めることが難しく、またまた瀕死状態になるとバーサク化して殺傷力が増す。

「Smasher」はテクニカル・ディレクターのIrvin Dos Reis氏が「モンターニュとスレッジの赤ちゃん」と呼ぶ大型クリーチャー。分厚い甲皮で銃弾を弾き、その強靭な肉体で壁を破壊しながら突進してくる。弱点を見つけてピンポイントで攻撃しないと倒せない。最後の「Apex」は感染者のリーダーであり、距離を起きながら感染者の群れを呼び出す。オペレーターの視界を奪う発射体を飛ばしてくるため要注意だ。

難易度はノーマルとパンデミックの2種類。ノーマルに限りフレンドリーファイアが無効化される。パンデミックでは敵HPと敵攻撃力が増加するほか、複数種の大型クリーチャーが同時に襲ってくるようになる。見事パンデミックをクリアすると、報酬として特別チャームが手に入る。

イヤー3シーズン1「オペレーションキメラ」およびCo-opイベント「アウトブレイク」は3月6日開幕予定(後者は4月3日までの期間限定)。同日にはエリートユニフォームやチャームなど外観アイテム50種類を含んだ「Outbreakパック」の販売が開始される。

ゲームの成熟化を図るイヤー3プラン

3年目に突入する『レインボーシックス シージ』は累計プレイヤー数2700万人突破、アクティブプレイヤー数も右肩上がりと絶好調。Ubisoftが予てから宣言してきた「オペレーター100人を目指す」という言葉は本気で、10年単位でのコンテンツ追加が計画されている。イヤー2のキーワードは「Health」、イヤー3は「Maturity」。コンテンツやゲームデザインの成熟化が図られる。

アクティブプレイヤー数の推移

「Map Buffs」と「Map Rework」

シーズン2より、既存マップに部分的な調整を加える「Map Buffs」が導入される。ドアの除外や壁の追加といったレイアウトの変更により、バランスの取れたスムーズなマッチ進行が期待されている。最初の対象マップは「クラブハウス」であり、シーズン2以降は1シーズンにつき1マップが調整される予定だ。

クラブハウスの部分的なレイアウト変更

既存マップを一から作り直す「Map Rework」も進められており、シーズン3では「ヘレフォード基地」が新しいレベルデザインとアートワークにより生まれ変わる。30年前の「ヘレフォード基地」を構築するもので、木造・レンガ造りなど破壊可能な壁を識別しやすくなる。また現行レイアウトでは爆弾防衛ポイントとして地下エリアばかりが選択されているが、地下以外のエリアも活用されるよう屋内構造を作り変えるとのこと。

ヘレフォード基地の刷新

プロリーグ向けの「Pick & Ban」

プロリーグ/カスタムマッチ向けの変更としてシーズン2より「Pick & Ban」システムが導入される。プレイヤーにクリエイティビティを委ねる試みであり、変更点は「バン・フェーズ」「ラウンド構成変更」「シックス・ピック」の3つに分けられる。

マップ開始前の「バン・フェーズ」では各チームが1アタッカー、1ディフェンダーを除外。同マップでは両チームとも、除外されたオペレーターを使用できなくなる。続いて「ラウンド構成変更」として、毎ラウンド攻守を変更するのではなく、攻撃5回・防衛5回とサイドを交代せずにプレイを続行することになる。プロリーグ向けの変更ということで、視聴者としてもマッチ展開を追いやすくなるだろう。

「シックス・ピック」とはオペレーター選択の仕様変更を指す。新仕様ではラウンド開始前に互いのチームが選択したオペレーターを確認できるようになる。ただし、オペレーター公開後に1人だけピックを変更することが可能。この6人目のオペレーターに限り、相手チームには伏せられる。相手チームが構成を変更したのか、変更したとすれば誰が誰に変わったのか、ラウンド開始前から読み合いが始まる。e-Sportsとしての『レインボーシックス シージ』も進化を遂げようとしているようだ。

新規プレイヤー向けのアンロック簡略化

新規プレイヤー向けの施策として、以下3つが予定されている:

・全オペレーターの全アタッチメントを自動的にアンロック
・スタンダードエディション以上では初期オペレーター20体を自動的にアンロック
・スターターエディションの初期アンロック・オペレーターを4体から6体に変更

運営3年目に突入するゲームを新しく始めるというのはハードルが高いもの。アンロックに時間をかけず、最初から色々なオペレーターおよびアタッチメントを試せるようになれば、初期学習がいくらか楽になるだろう。

イヤー3のロードマップ

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