初代『キングダムハーツ』の「最初の島」でレベルを100まで上げきった男の執念がすごい。210時間の苦しみに耐えての快挙

初代『キングダムハーツ』にてプレイヤーが最初に訪れる島「デスティニーアイランド」にてレベルを100まで上げきった男が現れた。所要時間は210時間。プレイヤーの名はAaroneousGaming氏。氏は普通の家庭を持つプレイヤーであったというが、他の人が今までしたこのないようなことを成し遂げるために、最近プレイを始め、かつお気に入りとなったタイトル『キングダムハーツ』(リマスター版『キングダムハーツHD1.5+2.5リミックス』でプレイ)の最初の島でレベル100まで上げきるという挑戦を始めた。

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挑戦の内容としては、デスティニーアイランドの1日目におこなえる模擬戦をひたすら繰り返すというもの。『キングダムハーツ』にはTechというプレイヤーの技術に合わせてプラスの経験値が入ってくるシステムが導入されており、これによりGrindをおこなったというわけだ。模擬戦の相手はティーダ、ワッカ、セルフィ、リクの4人から選ぶことができる。氏はほかのメンバーと比べて獲得経験値がやや高いティーダをチョイス。敵の懐に飛び込み、攻撃を弾くことでtechポイントによって経験値が6pたまる。これをひたすらに繰り返すのだ。

氏のプレイの醍醐味は、その人間らしさだろう。こうした単調な繰り返しにおいては、職人が如く黙々とプレイし続けるプレイヤーが多い。しかしAaroneousGaming氏はとにかく「辛いよ…本当に…でもやるんだ…ああ辛い…」と配信中はずっと泣き言を繰り返している。チャットに興じ楽しそうに遊ぶ時間もあるが、プレイ時間の大半が苦行であることを感じさせる。泣き言やため息、我を忘れたようにBGMに乗り続ける時間が大半で、その道のりの過酷さを感じさせる。


*初日はワッカのボールを打ち返す作業を選択しており、どこか初々しさを感じる。

この挑戦は1月6日から開始したもので、ほぼ毎日4時間以上をかけてレベル上げをおこなっていた。その軌跡はTwitchにしっかりと残されている。そして2月19日、ついに氏はフィナーレを迎える。記念すべき戦闘として、相棒でもライバルでもあるリクとの決闘を経てレベル100に到達。氏は大喜びを見せ、コメント欄は歓喜に包まれた。最初に氏が発した言葉は「やり遂げた…辛かった、辛かった(amout of pain)」。最後まで氏の人間らしさが出た微笑ましい一時だった。

AaroneousGaming氏に話を聞いてみたところ、一番つらかったのはレベル55からの時間だったという。というのも、レベルをひとつ上げるのにも4時間以上を要することになったからだ。レベルが上がるという経過報酬がなければその作業の苦痛さは極まっていく。そうした影響もあり苦しい時間が続いたものの、レベル70を過ぎてからは後戻りできない気持ちが強くなり、そこからは決意あるままにレベルを上げ続けたとのこと。最後までプレイできたのは、Twitchのサポートがあったからとも答えている。氏は、1日経過した今でもその極上の達成感に浸りきっているようだ。

昨年には『ファイナルファンタジーVII』の壱番魔晄炉にてレベル99まで上げきったプレイヤーが現れていた(関連記事)。プレイヤーの個性は異なるものの、挑戦対象となった作品はともに「スクウェア」のタイトルであり、コミュニティのサポートにより完走しきった点は共通している。到底思いつかないような無謀な挑戦だったとしても、信じ切ればやりきることができる。あくまでゲーム内での単なるレベル上げであるが、どこか勇気をもらえる記録の達成なのではないだろうか。

AaroneousGaming氏は次なる挑戦として視聴者に提案された「『キングダムハーツ2』の序盤でロクサスをレベル100にする」という案に興味を見せているが、「数週間は休憩させてくれ」と語るようにしばらくは休息に専念するようだ。

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