『アサシン クリード オリジンズ』古代エジプトの歴史を体感できるディスカバリーツアー配信開始。日本語音声付きの博物館

 

『アサシン クリード オリジンズ』にてディスカバリーツアーモードが本日2月20日に無料配信された。兼ねてより発表され、注目を集めていた大型DLCのひとつである(関連記事)。本DLCは本編の舞台となる古代エジプトの世界を、物語に縛られることなく、”生きた博物館”として自由に散策することができる。また歴史学者や専門家のナレーションによる解説を通して、ピラミッド、ミイラづくりなど古代エジプトの文化を直に体験することもできる内容となっている。

公式ブログの説明によれば、ディスカバリーツアーにはエジプトそのものの地理や野生動物を題材とした「エジプト」、エジプトのランドマークであるピラミッドについて語られる「ピラミッド」。アレクサンドロス大王の東方遠征によってエジプトにもたらされたヘレニズム文化を大都市アレクサンドリアから語る「アレクサンドリア」、古代エジプトにおける日常を題材とした「日常生活」。そして後にプトレマイオス朝を滅ぼし古代エジプトを支配する事となる「ローマ」という5つのテーマに沿った75種類のツアーが用意されており、1つのツアーにつき5分から25分程度の内容となっているようだ。ツアーはメニュー画面からいつでも好きなものを選択することができる。ちなみに各ツアーの解説用ナレーションは字幕だけではなく音声も日本語に対応しているので安心してほしい(キャラクター音声の日本語吹き替えはなくオリジナルのままである)。

ディスカバリーツアー内においてプレイヤーは作中に登場する様々なキャラクターのアバターを用いてエジプトを自由に散策することができる。主人公であるバエクやその妻であるアヤが使用できるのはもちろん、作中に登場する大人や子供などのモブキャラクターの姿でもツアーを楽しむことができる。クレオパトラやカエサルで遺跡の外壁を駆け上ることだって可能だ。

そのほか、各地でのフリーランや馬やラクダへの騎乗、フェラッカ船の操縦や相棒であるタカ「セヌ」の使役など戦闘以外のアクションがそのままこのツアーでも楽しめる。また、気に入った景色があればフォトモードを用いて写真を撮影してもいいだろう。プレイによるゲーム本編への影響は特に無いものの、ツアーの達成具合に応じてトロフィーや実績が用意されている。

このディスカバリーツアーは『アサシン クリード オリジンズ』を所有するプレイヤー向けだけではなく、SteamやUbisoft Clubから本編を所持していないPCユーザー向けに単体の商品として販売することも予定されている。