機体を合体させて戦う懐かしくも新しいSTG『協撃 カルテットファイターズ』ニンテンドースイッチ向けに配信開始

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ハッピーミールは本日2月22日、『協撃 カルテットファイターズ』を配信開始した。価格は税込1500円。対応プラットフォームはニンテンドースイッチとなる。『協撃 カルテットファイターズ』は、縦方向に展開されるシューティングゲームだ。

本作は8bit風のビジュアルが目を引くが、最大の特徴が機体を合体させるという点に特色を持つ。ゲームプレイでは「協撃システム」を採用しており、自機と僚機の合体が可能。機体の種類や合体位置の組み合わせで攻撃が変化するのだ。こうしたシステムを導入することにより、ひとりプレイで複数機体を操縦するほか、最大4人までのマルチプレイが可能になっている。

『協撃 カルテットファイターズ』では、ゲームモードにおいても独自性をもたらすべく「KYOGEKIモード」を搭載。護衛機を操縦しVIP機守り続けるというモードだ。護衛機の残機数は無限であるが、VIP機の残機には限りがあるので、命を呈してでも守ることに専念する必要がある。ほかにも一般的なシューティングゲームでおなじみの、敵をひたすら破壊することを目的としたオーソドックスな「ATTACKモード」も用意されている。両モードともに、ステージクリア型の「アーケード」と任意のステージの協力プレイやハイスコアを目指す「バトル」が搭載されている。ゲームをやりこめば、隠しステージ、性能が異なる自機やゲーム難易度がアンロックされ、プレイの幅が広がっていくとのことだ。

また本作は音楽にもこだわりがこめられており、ゲーム中のBGM作曲は『スターソルジャー』『忍者ハットリくん』『迷宮組曲』などの音楽を手がけた国本剛章氏が担当。テーマソングは『タイガーヘリ』『ゼロウイング』などで活躍した作曲家上村建也氏を起用。懐かしいコンセプトとメンバーで、新たなシューティングが体験できる。

ちなみに『協撃 カルテットファイターズ』には、同作の本編だけでなくシューティングゲーム『電子艦隊ナック』も同梱されている。「宣伝のウリ文句に乗せられてクソゲーつかまされてしまった」「人気のRPG やアクションゲームを手に入れるためには買うしかなかった」といったほろ苦い思い出をもう一度リアルに体感するというコンセプトをもとに作られた8bit 風シューティングゲーム。大ボリュームながら理不尽さや不条理さを詰め込んだ作品に仕上げられているとのこと。

『電子艦隊ナック』

ハッピーミールといえば、荒井清和先生を起用した往年のアドベンチャーゲームを彷彿とさせるニンテンドー3DS用ダウンロードソフト『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』の発売も控えている。懐かしさを取り込みつつも、現代式にリアレンジしリリースする試みを続けるハッピーミールの今後の動向に注目し続けたい。

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国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)