PS4向け『北斗が如く』体験版配信開始。「龍が如くスタジオ」が描く、荒廃した世紀末世界を一足先に体験

セガゲームスはPS4用アクション・アドベンチャーゲーム『北斗が如く』の体験版をPlayStation Storeにて配信開始した。本作は原作を武論尊氏、作画を原哲夫氏が担当した人気コミック「北斗の拳」と、セガゲームスにおける看板タイトルのひとつ『龍が如く』シリーズを手がけた「龍が如くスタジオ」のコラボレーションによって生まれた作品。発売日は3月8日を予定している。

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体験版では主に戦闘に比重を置いた、北斗神拳を体験するモードと、『北斗が如く』の雰囲気をつかむことができるストーリーを体験するモードが用意されている。北斗神拳を体験するモードではいわゆるザコ敵と、ケンシロウの愛する人ユリアを奪った因縁の男「南斗聖拳のシン」を相手に、本作固有の秘孔アクションバトルの基礎を体験できる。戦闘システムに関しては全体的に『龍が如く』に準拠しており、手軽に派手なコンボや堅実ガード、スタイリッシュな回避などを繰り出せる。

条件を満たせばQTE(クイックタイムイベント)に合わせて北斗神拳を放つことができ、使用するほど技の内容が強力になっていくが、その分QTEを決めることが難しくなっていく。また「ジャスト秘孔」と呼ばれるシステムが存在し、タイミング良く○ボタンを押せば敵に大ダメージを与えることができるだけではなく、戦闘を有利にするアイテムを確実に入手できる。北斗神拳を用いるかジャスト秘孔を用いるかはL2ボタンで切り替えられる。ザコ敵相手などQTEが煩わしく感じられる場合はジャスト秘孔、ボス相手には北斗神拳という使い分けをしていくのもいいだろう。戦闘自体はシンプルかつ爽快感があるのだが、北斗神拳毎に存在するQTEに慣れが必要であるのと、カメラ操作、特にロックオンに難が存在する。カメラ操作は心地よい3Dアクションをおこなうための肝になる部分であるため、製品版での改善を期待したい。

ストーリーを体験するモードでは、『龍が如く』でおなじみ、豊富なサブクエストの1つを体験することができる。物語の中心地となる街エデンを散策したり、クリア後には車に乗って荒野を走り回ることも可能だ。 錆びた廃材を組み立てて建てられた家屋や土煙のエフェクト漂う荒野は、 世紀末感あふれる雰囲気を醸し出している。お店の看板はどこかキャッチーで、『龍が如く』の舞台「神室町の歓楽街を思い出させる。散策中に急に暴漢が襲ってくるシステムが「北斗の拳」らしく自然に感じることも含め、世界観の構築に関しては納得の出来に仕上げられている印象だ。しかし、ここでもネックになってくるのがカメラ操作である。特にモノがごちゃごちゃとしている店の中でカメラが固定というのは操作がしづらい。繰り返しになるがカメラ操作はプレイを快適にする為の肝であるため製品版での改善を願いたい。

ベースとなる「北斗の拳」の世界観に『龍が如く』の要素が違和感なくスパイスのように散りばめられており、全体的に見れば申し分ない出来栄えとなっている。一方でいくつかの部分の粗が目立っており、製品版での改善に期待したいところだ。PS4専用ソフト『北斗が如く』は3月8日に発売予定である。

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