第一次世界大戦後の田舎にて「歩行戦車」が活躍するRTS『Iron Harvest』ゲームプレイ映像初公開

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ドイツのインディーデベロッパーKING Art Gamesは、『Iron Harvest』のゲームプレイ映像を公開した。これまでイメージアートやティザー映像は公開されていたが、ゲームプレイを映すトレイラーが披露されるのは、今回が初となる。

*YouTubeチャンネルworthplayingvideosがアップロードしたビデオ。KING Art Games のPressKitページからもダウンロードできる

今回公開されたゲームプレイ映像では、人間ユニットと二足歩行のロボットユニットが交戦するシーンが確認できる。ロボットが前線に出ていき、その戦いを人間ユニットがサポートするというのがメインの戦いになりそうだ。二足歩行のロボットは、細く背が高いものから横幅が大きくタンクの役割を担えそうなものまで、幅広く用意されているようだ。ロボット同士の戦いだけでなく、人間の兵隊たちがロボットらに立ち向かう場面も確認できる。

『Iron Harvest』は、第一次世界大戦の世界を描くRTS(リアルタイムストラテジー)作品だ。対象プラットフォームはPC/PS4/Xbox One、リリース時期は2018年が予定されている。本作の舞台となるのは、第一次世界大戦が終わって間もないフィクション上の1920年代ヨーロッパ。近代化の波により人々と自然との調和が乱れはじめた時代だ。テクノロジー、鉄、そしてエンジンの力に魅了された人々は二足歩行型ロボットを発明し、世界大戦時には戦闘兵器として戦場の前線に送り込まれた。終戦後には人々の日常生活に役立つよう、役割を変えて活用され続けている。本作は、コンセプトアートを担当しているJakob Rozalski氏の作品群「1920+」をベースに開発が進められており、戦車の技術が進んだ第一次世界大戦後のifの時間軸を描いている。

以前公開されたティザートレイラーでは、二足だけでなく多脚式のものなど幅広い歩行戦車が登場していた(関連記事)。ゲームが進行すれば、幅広い歩行戦車が活躍するのだろう。ゲームシステム自体はオーソドックスながら、第一次世界大戦後の荒廃した世界をベースとし、そこに数々のファンタジー作品を手がけてきたKING Art Gamesが加えたスチームパンク要素が、独自の魅力を生み出している印象だ。

KING Art Gamesは3月13日よりKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを開始予定。明日にはさらなる情報公開が期待できるだろう。

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