協力プレイ対応ゾンビサバイバルゲーム『State of Decay 2』ゾンビの潜む街をたった一人で探索するハードなゲームプレイ映像が公開


マイクロソフトは3月14日、Undead Labsが手がけるゾンビサバイバルゲーム『State of Decay 2』の新たなゲームプレイ映像を、海外メディアIGNを通じて公開した。本作には、前作『State of Decay』とは異なる大きな追加要素の一つとして最大4人での協力プレイがあり、先週そのゲームプレイ映像が初めて公開されていた(関連記事)。ゾンビがうろつく中での街の探索には常に危険が伴うため、4人で役割分担し支え合えることは心強い。ただ、協力プレイはあくまでオプション。今回公開されたのは1人プレイの映像だ。

映像は、無線で助けを求めてきた生存者と落ち合う場面から始まる。前作と同じく、本作でも生存者を仲間にしてコミュニティを築くことができ、探索やミッションに出かける時はNPCを連れて行くことが可能。この映像でも、1人プレイだが仲間と共に行動している。ここで出会った生存者はほかのコミュニティに所属しており(という設定)、はぐれてしまったという。そして、仲間と落ち合う予定の場所までの道中を一緒に行動して助けてくれないかと頼まれる。受諾すれば、この生存者と共に行動して目的地を目指し、最終的には自らのコミュニティの仲間となる。逆に拒否すれば、その場を立ち去ることになるだろう。生存者からの無線はあらゆる場所でキャッチでき、このようにクエストを引き受けるのが本作のゲームプレイを進める一つの要素となっている。

その後、映像では救出した生存者と共に一旦拠点に戻っている。本作では集めた資源をもとに拠点を作ることができ、かなり強固な要塞として完成しているようだ。なお、本作のプレイヤーキャラクターは固定ではなく、コミュニティメンバーの中から自由に選択可能。キャラクターはそれぞれ異なるスキルを持っているなど個性があり、またその時点での体調なども加味しながらプレイするキャラクターを選ぶことができる。そして映像では次に、同行するNPCを拠点に残し、完全なソロプレイが披露されている。

ゾンビは音に敏感なため、たとえば銃を使って手早く仕留めるのか、それとも打撃武器を使うのか。また、発見した物資を回収する際も、大きな音を立ててでも急いで回収するのかどうかといった選択に迫られる。映像では急ぐ方を優先したため、音に気付いたゾンビが群がり仲間を一人失う結果となってしまった。死んだ仲間の死体はその場に残り、拠点から持ち出していた装備や物資を後から回収することができる。NPCやほかのプレイヤーと一緒に行動していれば、ゾンビの襲撃にも対処できたかもしれないが、一方で人数が増えればそれだけ音を出す頻度も上がるだろう。とはいえ、やはりソロプレイはかなりハードなものとなることが今回のゲームプレイ映像からはうかがえる。

『State of Decay 2』は、Windows 10 PCおよびXbox One向けに5月22日に海外で発売予定。Xbox Play Anywhere対応によりクロスバイ・クロスセーブ、またクロスプラットフォームでの協力プレイをサポートする。なお、国内発売については現時点では不明である。