『ARK: Survival Evolved』基本プレイ無料のモバイル版発表、今春配信へ。広大な恐竜世界をその手の中に


Studio Wildcardは、モバイル向け『ARK: Survival Evolved』を発表した。対応プラットフォームはiOSとAndroid。基本プレイは無料。モバイル版の開発を手がけるのは、Rockstar Gamesの『Grand Theft Auto San Andreas』や『Bully』のモバイル版を手がけたWar Drum Studiosだ。

本作は、PC/PlayStation 4/Xbox One向けに発売されている『ARK: Survival Evolved』のモバイル版だ。このモバイル版では80種類以上の恐竜が登場するほか、それらを捕獲・飼育し、冒険のおともにしたり繁殖させたりといったおなじみの要素は健在。さまざまなロケーションの探索や、多岐にわたるクラフトも可能だ。同一マップに最大50人までのプレイヤーが接続できるというマルチプレイにも対応する。

現在PC/コンソール向けに発売されている『ARK: Survival Evolved』には、Unreal Engine 4が使用されているが、モバイル版がどのようなエンジンで開発されているかは不明。しかしながら、iPhone 8で動作しているというプレイアブル映像はPC・コンソール機に迫るクオリティに仕上げられている印象だ。プレイ形態やシステムは変更されているものの、『ARK: Survival Evolved』のゲームとしてのエッセンスは濃く受け継がれているようだ。

現在iOSでは先行してクローズドベータテストを実施中。この春にはiOSとAndroidでのリリースを予定している。『ARK: Survival Evolved』は多岐にわたるフランチャイズ展開を見せており、オリジナル作品に加えてPlayStation VR向け『ARK Park』が3月22日に発売予定。ほかにもPC・コンソール向けにはボクセルアートで描くスピンオフ『PixARK』の発売(早期アクセス販売は今月)を予定している。2018年は多くの『ARK』関連作品を楽しめる年になりそうだ。