『牧場物語』生みの親が手がけるドラゴン育成+カフェ経営ゲーム『Little Dragons Cafe』スクリーンショット初公開。温かな水彩画調で描かれる

 

Aksys Gamesは、Amazonなど海外の小売店向けに『Little Dragons Cafe』に関する情報を公開した。これまで『Little Dragons Cafe』については、その存在と概要とアートワークのみが明かされていたが(関連記事)、今回はスクリーンショットが初公開された。

『Little Dragons Café』は、ドラゴンの育成とカフェの経営を並行して進めていくという作品だ。対応プラットフォームはPlayStation 4/ニンテンドースイッチ。主人公は、ふたりの兄妹だ。平和に暮らしていた彼らの母親が、突如眠りに陥ってしまうところから物語は始まる。途方に暮れる兄妹の前に謎の老人が現れ、母親を眠りから覚ますにはドラゴンを育てる必要があると告げる。ふたりは母親が経営していた小さなカフェを引き継ぎ切り盛りしながら、ドラゴンを育て母親の眠りから覚ますヒントを探っていく。

シナリオの進行に関連しているとみられるカットシーンや、ゲームプレイにまつわるスクリーンショットが掲載されている。また目玉焼きを調理するといったシーンも。特に目を引くのが、水彩画のような温かいグラフィックだろう。ポリゴンやモデルはデフォルメ調となっており、そこに水彩画にも似たフィルターがかかることにより、優しげな世界観を演出することに成功している。

本作の開発を手がけるのは『牧場物語』の生みの親である和田康宏氏が率いるトイボックス株式会社。ゲーム内容としては、世界を探索し農耕や魚釣りをおこなうことで素材を入手し料理を作る。一方でドラゴンに潤沢な栄養を与えて育てていく。近隣の住民と交流する要素もあるといい、NPCとのコミュニケーションも重要になるなど、和田氏らしさあふれるタイトルとなっている。また正式には発表されていないものの、本作のキャラクターデザインは、長らく『牧場物語』シリーズにてデザインを担当してきたまつやまいぐさ氏ではないかと噂されている。

『Little Dragons Cafe』の海外発売日は8月24日に決定している。国内向けにはまだアナウンスされていないが、根強い人気を持つジャンルの作品であるだけに、国内向けの発表を熱望したい。