ニンテンドースイッチ版『大乱闘スマッシュブラザーズ』の詳細は、6月までに明らかになる。E3での大会開催が告知

 

任天堂は、2018年度に開催されるE3にむけての情報を公開した。その中で、『スプラトゥーン2』と『大乱闘スマッシュブラザーズ』の大会を実施することを明かしている。どうやらこの大会での『大乱闘スマッシュブラザーズ』とは、ニンテンドースイッチ向け『大乱闘スマッシュブラザーズ』を指すようだ。

ニンテンドースイッチ向け『大乱闘スマッシュブラザーズ』は、今月3月9日に放映されたNintendo Direct 3.9にて電撃発表されたシリーズ最新作。映像では『スプラトゥーン』のインクリングの参戦が明かされたほか、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のデザインのリンクやマリオのシルエットが映し出されていた。そのほかの情報は、2018年に発売されるという告知のみ。Wii U向けに発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のブラッシュアップ版なのか、はたまた完全新作なのかといった重要な部分はベールに包まれている。

2018年に発売される以上は、年内にはいずれ情報が明らかになるだろうが、その期待の高さゆえにやきもきするファンも多いだろう。しかし、6月12日から開催されるE3にて同作の大会が開催されるということは、少なくともそのタイミングもしくはそれまでにゲームの情報が明らかになるだろう。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』最新作が明かされてから、国外のゲームコミュニティもその話題で持ちきり。マイクロソフトのゲーミング担当エグゼクティブバイスプレジデントのPhil Spencer氏は、「新作の『スマブラ』にバンジョーとカズーイが出てほしいですか?」というファンの問いかけに「ああ」と回答。

『バンジョーとカズーイ』シリーズはかつてNINTENDO 64にて発売されたRare社のタイトル。今ではRare社はマイクロソフト傘下にあるが、『バンジョーとカズーイ』はRare社のIPであるということもあり、同社のキャラクターの参戦は親会社のお墨付きであるようだ。同氏は2015年にもRare社のキャラクターの参戦に肯定的な見解を見せている。そのほか海外のアニメ配給会社は「ドラゴンボール」の悟空の参戦を希望する投稿をしている。ファンだけでなく、業界の著名人が『スマブラ』の参戦に期待を膨らましている。

『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではソニックとスネークが参戦した。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』では、ソニックに加えてパックマンやロックマン、DLCではリュウやクラウドなど他社からの参戦も活発になりつつあり、可能性はさらに広がる。最新作ではどのようなキャラクターが参戦するのだろうか。世界中のプレイヤーが、『スマブラ』の新たな情報に注目している。