人気タワーディフェンスゲーム続編『PixelJunk Monsters 2』発表。Steam/PS4/ニンテンドースイッチ向けに5月25日発売へ

 

スパイク・チュンソフトは3月23日、『PixelJunk Monsters 2』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/ニンテンドースイッチで、5月25日に発売する(Steamでは26日発売)。本作は、京都に拠点を置くインディースタジオQ-Gamesが手がけるタワーディフェンスゲームだ。累計110万本を売り上げた前作『PixelJunk Monsters』から、およそ10年ぶりとなる続編である。

『PixelJunk Monsters 2』の主人公は、森の精霊「ティキマン」。ティキ族が暮らす平和な森を襲う謎のモンスター軍団を撃退し、一族の子供「チビ」たちを守るのが彼の役目だ。モンスター軍団は地上や空から波状攻撃を仕掛け、20人のチビたちがいる家を目指して進軍してくる。ティキマンは魔術を使って森の木々をタワーに建て替えることができるので、モンスターの種類に応じたタワーを適切な場所に建てて迎撃しよう。タワーを建てるにはコインが必要で、タワーのアップグレードはジェムを消費しておこなう。コインやジェムは、倒した敵がドロップする。またタワーとは別に、ステージ内にあるアイテムを利用して攻撃することも可能だ。

前作はシンプルなイラストの2Dグラフィックだったが、本作では3Dグラフィックに進化。公開されたトレイラーでは、粘土細工を使ったストップモーションアニメのような独特の質感で表現されていることが確認できる。ステージには緑豊かな環境もあれば、雪山や火山などもあり、ティキマンはその中を駆け回って応戦する。モンスターの波状攻撃回数はステージによって異なり、最後のボスを倒してチビたちを守りきれば、次のステージが開放される。チビたち全員を守ってクリアした場合は、「虹のかけら」と呼ばれるアイテムがもらえるそうで、いくつか集めてほかの場所に住んでいる仲間の所に持っていけば、何かが起こるようだ。

また、前作ではローカル・オンラインでの2人協力プレイに対応していたが、本作では最大4人対応にパワーアップしている。ゲーム内ショップではさまざまな見た目のティキマンのマスクを購入でき、ティキマンを個性的に着飾る楽しみもある。『PixelJunk Monsters 2』は、シンプルながら高い戦略性を備えて人気を得た前作のコンセプトはそのままに、10年ぶりの新作に相応しい進化を遂げているようだ。