恐竜テーマパーク運営シム『Jurassic World Evolution』6月12日に発売決定。日本語対応、Steam版に加えPS4/Xbox One版も国内発売へ

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Frontier Developmentsは3月29日、『Jurassic World Evolution』のゲームプレイを紹介するトレイラーを公開し、本作を6月12日に発売すると発表した。プラットフォームはPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One。本作は、2015年に公開された映画「ジュラシック・ワールド」をもとにしたシミュレーションゲームだ。今年は映画シリーズ最新作となる「ジュラシック・ワールド/炎の王国」の公開が6月に予定されており(日本では7月)、これに合わせたリリースとなる。ちなみに、本作には映画でもおなじみのイアン・マルコム博士がガイド役として登場し、博士を演じたJeff Goldblum氏本人が声を当てている。

なお、弊誌がFrontier Developmentsに確認したところ、今回Steam版に加え、PS4/Xbox One版の日本での発売も決定したとのことだ。Xbox One版については海外と同日発売として既に予約受付を開始しており、Xbox One Xでは4K/HDRをサポートする。また、ゲームは日本語に対応するとのこと。Steamストアによると、インターフェイスだけでなく音声もローカライズされるようだ。

『Jurassic World Evolution』では、映画にも登場したムエルテス諸島を舞台に、プレイヤー独自の恐竜テーマパークを建設・運営する。島の大自然を切り拓き、各施設を建設。そして道路を敷いて、電力を供給し施設を稼働させる。テーマパークの呼び物となるのは、もちろん遺伝子操作で生み出す、生きた恐竜だ。調査施設を建設すれば、世界各地に遠征して恐竜の化石を発掘して持ち帰ることができ、研究施設にてその遺伝子を解析。そして解析が済み繁殖施設で卵から孵化させれば、いよいよ恐竜を展示エリアに放ち、アミューズメント施設に観光客を迎える準備ができる。

それぞれの施設はアップグレード可能で、たとえば発電施設であれば、電力の出力を上げたり、停電の確率を下げることができる。こうしたアクション一つひとつにはもちろんコストがかかるため、予算と相談しながら計画立てて進めなければならない。またテーマパークには、サイエンス・エンターテイメント・セキュリティーの3つの部署があり、それぞれからの依頼に応えていくことがテーマパークを発展させる一つの指針となる。請け負ったミッションをこなすことで報酬を得ることもでき、観光客からの入場料に加えて貴重な収入源となるだろう。

テーマパークの建設は見下ろし型視点でおこなうが、レンジャーの詰所を建設すれば車に乗ってパーク内を散策し、恐竜と間近に接して写真を撮ることも可能だ。島には天候の変化があり、激しい嵐に見舞われることもある。すると、時に収容エリアの壁が破壊され、恐竜が逃げ出してしまう場合もあるという。そういった状況に陥った際には、車やヘリで現場に駆けつけ、麻酔銃でおとなしくさせて再収容するなどの対応に追われることになるだろう。発電施設の停電要素も、映画「ジュラシック・パーク」を思い出すと何らかのトラブルが起こるきっかけになりそうだ。ゲームではそのほか、予見不可能な恐竜の行動や、産業スパイなどへの対応も求められるとのこと。

この『Jurassic World Evolution』の開発元Frontier Developmentsは、『Planet Coaster』など数多くのシミュレーションゲームを手がけた実績があり、本作は「ジュラシック・ワールド」の世界観を表現しながら奥深いゲーム性も備えているようだ。また、リッチなグラフィックでリアルに再現された恐竜も見所で、公開された動画では、その見た目や動きなどへのこだわりも語られている。

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