『ドラゴンクエストビルダーズ2』続報公開。主人公や舞台となる島、そしてサブタイトルが判明

 

スクウェア・エニックスは4月2日、『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』に関する新たな情報が掲載された公式ホームページを公開した。今回紹介された情報は、主人公のキャラクターデザインのほか、冒険の拠点となるフィールド「からっぽの島」、そして「破壊神シドーとからっぽの島」という副題だ。『ドラゴンクエストII』にてラスボスを務めた破壊神シドーが本作に何らかの形で関わってくることがあらためて示唆されている。

前作に引き続き、今作もプレイヤーの分身となる主人公の性別は男女どちらか一方を選択することができるようだ。キャラクターデザインに関してはシリーズでおなじみ鳥山明氏が手がけている 。金髪に緑、もしくは青い瞳という容姿は”先祖の先祖のそのまた先祖はかつて闇に覆われた世界を復活させた伝説のビルダーだ”というサイト内に書かれた一文も相まって、前作主人公との関わりを想起させる。

詳しい情報は未だ明らかとなってはいないが、ステージ制となっていた前作とは異なり、本作は冒険の拠点となる場所が用意されているようだ。「からっぽの島」と呼ばれる、主人公が流れ着くことになるこの孤島は、草花や生き物も少なく、人々が暮らす家や町も無いまさに「からっぽ」という佇まいをしている。この島が後にプレイヤーへ豊かな風景を見せてくれることはあるのだろうか。 もしかすると物語の進行によって、この孤島に何か変化をもたらすことができるのかもしれない。

最後に本作に何らかの形で関わることになる『ドラゴンクエストII』のラスボス「破壊神シドー」に関してだが、「旅の仲間 少年シドー」というキーワード以外、詳細は不明である。シドーは先述したとおり『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』にてラスボスを務めたモンスター。副題にある悪霊の神々の中でも最高神とされるが、最終決戦において突然出現するという都合上、彼に関する設定は『ドラクエ2』内では殆ど明らかとなっていないという現状がある。シドーに纏わる背景が本作を通じて少しでも多く明らかになることに期待したい。ちなみに、前作の舞台は”勇者がりゅうおうと世界の半分をもらう契約した結果、闇に飲まれてしまった、いわゆるifのアレフガルド”であった。そして『ドラゴンクエストII』の世界は初代『ドラゴンクエスト』から100年後のアレフガルドが舞台となっている。もしストーリー上のつながりがあるとすれば、『ドラゴンクエストII』のオマージュやifストーリーを楽しめるかという点にも注目が集まる。

『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』はスクエア・エニックスから発売予定のブロックメイクRPG。本作は2016年に発売された『ドラゴンクエストビルダーズ〜アレフガルドを復活せよ〜』の続編とされており、『マインクラフト』風のボクセル型クラフトシステムにドラゴンクエストの世界観を融合させたゲームデザインが特徴である。全てが正方形のブロックで構成された広大なフィールドを探索しアイテムを収集、組み合わせることで新たなアイテムを創造したり、ブロックを積み上げて街造りを行うことでストーリーが展開されていく。本作の発売日は未定、PlayStation4及びニンテンドースイッチに対応予定である。なお、本作では上下の高さは前作の3倍になっていることや、協力プレイに対応することがすでに明かされている。