オープンワールド・ゾンビサバイバル『State of Decay 2』ゲームプレイを紹介する最新映像公開。仲間と共に崩壊世界を生き抜く


アメリカのインディースタジオUndead Labsは4月5日、現在開発中のオープンワールド・ゾンビサバイバルゲーム『State of Decay 2』の新たなゲームプレイ映像を公開した。同スタジオは、先週末に開催されたゲームイベントPAX East 2018に本作をプレイアブル出展しており、映像はこれに合わせて公開されたものだ。本作で体験できるゲームプレイを足早に紹介するものとなっており、まず映し出されるのは雄大な自然の風景だ。しかし、このような場所にもゾンビは潜んでおり、美しい眺めに浸っている余裕はないだろう。本作はアメリカの田舎町を舞台にしており、このような広大な環境でサバイバルをおこなう。

前作『State of Decay』の特徴のひとつであった拠点造りは、本作でももちろん健在。拠点はゾンビの脅威を避けるためのセーフハウスとしてだけではなく、食料の確保や武器・アイテムのクラフトなど、この世界をより長く生き延びるために非常に重要な役割を果たす。映像では、さまざまな場所に造った拠点が紹介されている。画面左上には拠点のステータスが表示されており、食料や弾薬の備蓄量が乏しく、コミュニティが不安を抱えていることがわかる。また、拠点の拡張プランとして食料を獲得できる農園や、ゾンビの襲来に目を光らせる監視塔を作ってはどうかと案内されており、集めた資源をもとに建物の外に農園を造る様子も紹介されている。

本作のゲームプレイにおいては、ほかの生存者を探して自らのコミュニティに迎え入れることが大きな要素としてある。それぞれのキャラクターは固有のスキルを持っており、拠点の中で、あるいは町での探索においてその長所を発揮させて育てていくのだ。また映像でも紹介されているように、コミュニティメンバーの任意のキャラクターにはリーダーとしての役割を与えることができる。リーダーはコミュニティに対して目標やアドバイスを与え、これを達成して新たな要素をアンロックすることがゲームを進めるうえでの指針の一つとなる。

そして映像の中盤以降は、外の世界でのゾンビとのバトルシーンだ。画面右上にはその時点で抱えている目標が表示されており、その道中だろうか。本作は1人プレイのほか、最大4人でのオンライン協力プレイにも対応している。1人でプレイする際でも、コミュニティのメンバーを一緒に連れて行くことが可能だ。ゾンビは音に敏感で、画面左下のミニマップでは銃を撃った際に銃声が広がる様子が分かる。不用意に銃を使えば、たちまちゾンビに取り囲まれ、生きて拠点に帰ることはできなくなるだろう。

海外では、ゾンビマスクや脳みそ型スタンドなどを収録する「Collectibles Kit」が発売予定。ゲームは付属しない

『State of Decay 2』は、Windows 10 PCおよびXbox One向けに5月22日発売予定だ。「Ultimate Edition」購入者は、4日早い5月18日からプレイ可能。両プラットフォームは、Xbox Play Anywhere対応によりクロスバイ・クロスセーブ、またクロスプラットフォームプレイをサポートする。なお、現時点では国内発売されるかどうかは不明である。