『ゴーストリコン ワイルドランズ』サム・フィッシャーとのコラボイベント詳細発表。配信は現地時間4月10日より

 

Ubisoftは4月10日、『ゴーストリコン ワイルドランズ』のイヤー2開幕に合わせて実施される『スプリンターセル』シリーズとのコラボレーション企画の詳細を公開した。現地時間4月10日に配信される無料アップデート「Special Operations 1」に含まれる新規ミッションにて、サム・フィッシャーとゴースト部隊が共演を果たす。

クロスオーバー企画にて追加されるのは、厳重に守られた敵拠点に潜入する夜間ミッション。ゴースト部隊は『スプリンターセル』シリーズの主人公サム・フィッシャーの任務遂行を手助けすることになる。当ミッションにはソロもしくはCo-opで挑戦可能。プレイヤーのステルス能力が大いに試されることになりそうだ。5月2日までにクリアすると、サム・フィッシャー仕様のナイトビジョン・ゴーグルといった限定アイテムが手に入る。クリア報酬以外にも、『スプリンターセル ブラックリスト』のカランビットナイフといった『スプリンターセル』テーマのコスメティックアイテムがゲームに追加される。

今回のアップデートでは、本作のPvPモード「ゴーストウォー」にも新規コンテンツが追加される。新しいアサルトクラス「Echelon」はサム・フィッシャー率いる秘密工作チーム「Fourth Echelon」の所属メンバーとして、壁越しの敵を探知するガジェット「Sonar Pulse」を操る。まずはイヤー2シーズンパス所有者向けの先行アクセス期間が設けられ、1週間後に全プレイヤー向けに解放される。また新モード「Sabotage」および5種類の専用マップも追加される。「Sabotage」は制限時間内に目標地点を制圧する攻撃チームと、それを阻止する防衛チームに分かれて対戦するゲームモードである。

なお海外向けには、4月12日から4月15日にかけてフリーウィークエンドおよびセール期間が設けられる旨が告知されている。期間中は「Special Operations 1」含め、ゲーム本編の全コンテンツが試せる(製品版購入時にはデータ移行可能)。国内向けの実施予定は、現時点では不明となっている。

Ubisoftは4月3日に『ゴーストリコン ワイルドランズ』のイヤー2プランを発表しており(関連記事)、計4回の無料アップデートが計画されている。PvEコンテンツには新しいミッションや新機能(AIチームメイトの服装カスタマイズ機能は4月10日のアップデートに含まれる)、PvPコンテンツには新クラス(計6体)やマップが追加されるなど、今後もサポートが継続される予定だ。

一方、『スプリンターセル』シリーズの新作は2013年の『スプリンターセル ブラックリスト』以降発表されていない。UbisoftのCEO Yves Guillemot氏は昨年6月、本シリーズについて数多くのアイデアの中から企画を選定している段階であると発言していた(公式ブログ)。コラボ企画ではなくスタンドアロン作品としてサム・フィッシャーに活躍の場が与えられるのか、今後のフランチャイズ展開の予定が気になるところである。