『スーパーマリオ オデッセイ』をTwitchのチャットで操作するプレイが愉快。現在は砂漠の国アッチーニャまで到達


『スーパーマリオ オデッセイ』をチャットで操作するというライブストリームがTwitchで配信中だ。主催しているチャンネルは、communitycontroller。同ストリームは、視聴者のチャット入力によって主人公をうまくコントロールし、クリアを目指すというもの。力を合わせてうまくコマンドを入力し、難所の突破を試みる。

Twitchのチャットをコントローラー代わりにプレイする遊びは『ポケットモンスター』や『ダークソウル』を代表にこれまでたくさん見られたが、communitycontrollerは最新ハードであるニンテンドースイッチのタイトルをTwitchでプレイできることで人気を呼んでいる。これまでにはチャット欄にて『星のカービィ スターアライズ』が遊ばれ、3週間をかけてクリアしていた。

そして今遊ばれているのが『スーパーマリオ オデッセイ』だ。『スーパーマリオ オデッセイ』は、昨年10月に発売された「マリオ」シリーズ最新作。マリオをうまくチャットにて操作もしくは誘導しクリアを目指すわけだ。基本的にはすべての操作入力に対応、6個まで同時にコマンド入力することができる。『スーパーマリオ オデッセイ』の特徴としては、各ワールドのフィールドが非常に広く、探索のしがいのあるエリア構成になっている。広大なエリア探索は、チャットの操作にとっては良い方向にも悪い方向にも転ぶ。ただし、ゲームオーバーの概念のないという設計により、時間をかけて着実に前進するという妙な相性の良さを誇る。

基本的に、難所は人が減らないと突破できない

開始早々は順調で、10時間で帽子の国カブロンを突破したものの、滝の国ダイナフォーでは高低差に苦しみ停滞。人が減ったタイミングでムーンを集め、開始から約40時間で次のエリアに到達した。砂漠の国アッチーニャでは約20時間以上が経過。ダイナフォーよりもオブジェクトが密集しておらず危険が少ないものの、広大すぎる砂漠にてマリオが迷う姿も目立つ。ただ4月10日15時時点では残り数個のムーンを取得すれば脱出できる状況にあるので、ダイナフォーよりは早く突破できそうだ。

プレイの大部分はマリオの右往左往であるので、これを見るだけで時間を潰すのはなかなかに厳しい。ただ、道中では敵に思いっきりぶつかりに行き何度もゲームオーバーを重ねるおなじみの場面はもちろんのこと、目の前にムーンがありながら逆方向に進んだり、円をなぞるミニゲームでは明後日の方向に走り去ってしまうといったコミカルなシーンも多い。本作は基本的にユーザーフレンドリーであるので、失敗しても取り返しがつかないということは少なく、比較的にリラックスして指示が楽しめるタイトルだろう。気になる方は、クリアまで到達できるかを確認すべく、経過を追ってみてはいかがだろうか。