ニンテンドースイッチ向け「新生SEGA AGES」開発者が収録タイトルを語る。『ソニック』『ゲイングランド』にはアーケード版を収録

セガは4月15日、東京・秋葉原で開催中のイベント「セガフェス2018」にて、ステージイベント「クラシックゲームステージ」を実施。昨日ニンテンドースイッチ向けに発表された「新生SEGA AGES」の詳細を明らかにした。登壇者は、セガゲームスの本プロジェクトシニアプロデューサー下村一誠氏、同スーパーバイザーの奥成洋輔氏、開発を担当するエムツーの堀井直樹氏、そしてゲストのMC8bit氏だ。

画像はすべて配信画面をキャプチャしたもの

セガとエムツーは、「3D復刻プロジェクト」としてニンテンドー3DS向けにセガのクラシックタイトルの移植をおこなっていたが、2016年末に発売した『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』をもってプロジェクトは終了。そこでユーザーから高い評価を得たことが新生SEGA AGESの立ち上げに繋がったという。そのコンセプトは3D復刻プロジェクトと同じく、オリジナル版からの移植をしっかりとおこなったうえで、今までになかった要素や、もっと気軽にプレイできるような機能を追加することだそうだ。

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新生SEGA AGESでは、今年の夏を皮切りに全15タイトル以上が順次配信される予定となっている。昨日の第一報では『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ファンタシースター』『サンダーフォースIV』の3タイトルが発表されていたが、ステージではさらに2タイトルが追加発表され、各収録タイトルの仕様などについて語られた。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』は、3D復刻プロジェクトでも移植されており、その際に追加された途中セーブやステージセレクト機能、またスピンダッシュアクションなどは引き続き利用できる。さらに、海外のアーケード向けにリリースされた国内ではレアな「MEGA PLAY版」が追加収録されるという。アーケード向けということで、タイムアタックに特化した特殊なゲーム内容になっているそうだ。

『ファンタシースター』については、PS2向けに移植された『ファンタシースター コンプリートコレクション』収録のものに準拠し、難易度変更や移動速度の高速化などの追加機能が用意されている。なお、同作のオリジナルクリエイターである小玉理恵子氏は、この新生SEGA AGESのリードプロデューサーを務めているため、ステージでは移植のクオリティについては安心してほしいとのコメントがあった。

『サンダーフォースIV』は、シリーズの中でもファンからの人気が高いことから選ばれたという。メガドライブ版を移植したうえで、低難易度のKIDSモードなどセガサターン版の要素もすべて収録される。さらに『サンダーフォースIII』の自機STYXが追加されており、前作の操作感覚で遊ぶことも可能だそうだ。また、オンラインランキングにも対応する。ニンテンドースイッチへの移植においては、メガドライブでの処理落ちを再現することで、当時の難易度を再現しているという開発裏話も明かされた。

そしてステージでは、『アレックスキッドのミラクルワールド』と『ゲイングランド』が収録タイトルとして追加発表された。1980年代のセガを代表するキャラクター・アレックスキッドが主人公の『アレックスキッドのミラクルワールド』は、PS3/Xbox 360向けに移植されたバージョンに準拠し、ジャンプ・攻撃ボタンの配置を設定できるなど現代的な遊び方に対応する。

そして『ゲイングランド』は、縦長画面のアーケード版からの移植となる。同作は、3D復刻プロジェクトを展開していた際にもファンから多くの要望が寄せられていたものの、ニンテンドー3DSの画面解像度の問題もあり断念していたという。しかし、今回は720pのニンテンドースイッチとなったことで、ついに実現したとのことだ。

*アパレルブランドGAMES GLORIOUSとのコラボも発表された

ステージにて奥成氏は、アーケードタイトルの移植が現状1本に留まっていることに言及。実際には多数のタイトルを用意しているが、開発を担当するエムツーから発表を止められているとのことだ。これまでにも難しい移植を実現してきた同社だけに、期待を持って待ちたいところである。

新生SEGA AGESでは「全15タイトル以上」の配信が予定されているが、下村氏によると、これは「最低でも15タイトル」という意味だそうだ。「たぶん15タイトル以上やることになるんでしょうけど…」ともこぼしており、好評であればさらにラインナップが拡充する可能性がありそうだ。下村氏はこの新生SEGA AGESプロジェクトについて、ユーザーの支援次第で数年は続けていけるとし、ゆくゆくはセガサターンやドリームキャストにまで広げていきたいと今後の展望を語った。

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