大量のゾンビと戦う中世オープンワールドRPG『The Black Masses』発表。『Ultimate Epic Battle Simulator』開発元が手がける


カナダに拠点を構えるBrilliant Game Studiosは、『The Black Masses』を発表した。プラットフォームおよび発売時期は未定。『The Black Masses』は、一人称視点で展開されるオープンワールドRPGだ。

時代設定は中世で、舞台となるのは16平方キロメートルの島。悪魔に取り憑かれた数万もの魂がプレイヤーに襲いかかるといい、そうした攻撃に応戦しつつ、悪魔が暴動を起こし始めた理由を探すという。トレイラーでは大量のゾンビらしき生物を確認できる。このゾンビが、前出の数万もの魂なのだろうか。だとすればこのゾンビは数万にも及ぶ数でプレイヤーに襲いかかるのだろうか。その数だけでなく、ゲームの目玉ともいえる中世の世界観についても、こだわりが込められているようだ。

Brilliant Game Studiosは、大量のキャラクターやモンスターを戦場に配置させて戦わせるシミュレーター作品『Ultimate Epic Battle Simulator』を手がけたスタジオだ。本作にはこの『Ultimate Epic Battle Simulator』にて採用された、独自の群衆レンダリングシステムが採用されているという(関連記事)。大量の敵を登場させるという技術と、オープンワールドRPGを融合させる野心的なタイトルになるのだろう。

そのほかにも、本作には“革新的”なパルクールやスキルアップを導入しているという。高低差や成長といった概念もありそうだ。すでにBrilliant Game Studiosは、協力プレイについても対応できるように取り組んでいるようなので、友人と遊べるようなタイトルになるかもしれない。すでに開発が開始されてから6~7か月が経過しているといい、着々と制作が進んでいるようだ。

なおBrilliant Game Studiosは、『The Black Masses』発表にともないフォーラムに寄せられた、『Ultimate Epic Battle Simulator』は見捨てられたのかという指摘を否定。同作のアップデートを今年および来年を続けていくと語っているので、こちらのタイトルのコンテンツ追加と新作開発を並行して進めていくようだ。