ニンテンドースイッチ向けRPG『オクトパス トラベラー』はオーストラリアでM(15歳以上推奨)指定に。“大人向けテーマ”が理由

ニンテンドースイッチ向けRPG『オクトパス トラベラー』は、オーストラリアにてM(Mature)としてレーティングされたようだ。ResetEraなどでこの話題に注目が集まっている。オーストラリアでのレーティングMは「暴力等の描写はあり、何かの暗示物が含まれている可能性がある」タイトルに指定される。レーティング機関Australian Classificationでも、Mについては15歳もしくは15歳以上が遊ぶことを推奨するとしている。Australian Classificationは、『オクトパス トラベラー』がMにレーティングした理由として、「大人向けのテーマ、性的な描写、暴力(Mature themes, sexual references and violence)」をあげている。性的・暴力的であることが主な理由であると思われるが、いずれも大人向けのテーマに含まれた表現になる。

右上の「マルチプラットフォーム」が気になる方もいるかもしれないが、独占タイトルでもこの形で提出するようだ。

『オクトパス トラベラー』は、スクウェア・エニックスが販売を担当し、アクワイアが開発を手がける新作RPGだ。ゲームの開発にはUnreal Engine 4を用いられており、「HD2D」と名付けられたドット絵と3DCGが融合したグラフィックスタイルを採用。全体はドット絵で描かれていながらもフィールドは3D空間になっており、被写界深度によって奥行き感が強調されており、懐かしさと新しさの両方を感じられる独特の表現に成功している。

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本作は7月13日の全世界同時発売が予定されており、その一環としてオーストラリアのレーティング審査がおこなわれたのだろう。『オクトパス トラベラー』は、ビジュアルやシステムなどさまざまな点で独自の特徴を持っているが、シナリオもまた魅力のひとつだ。トラベラーと呼ばれるプレイアブルキャラクターは、それぞれ異なるバックグラウンドを持っている。キャラクターが重い過去を抱えているケースもあるようで、体験版で登場する剣士のオルベリクは戦乱で傷を負った過去が描かれ、踊子のプリムロゼは“夜の世界”で暮らしているほか支配人から部屋に呼ばれるといったシーンが描かれる。すでに暗く重たい物語展開が示唆されており、本編でこうした表現がさらに強まるとするならば、レーティングの理由もうなずける。

Mは15歳以上推奨なので、決して低いレーティングではないが、その上がまだ存在する。さらなる上のレーティングとしては、15歳未満販売禁止のMA15+、18歳未満販売禁止(暴力)のR18+、18歳未満販売禁止(性的)のX18+が存在する。スクウェア・エニックスのタイトルとしては、『ニーア オートマタ』がMA15+にレーティングされている。理由は「強烈なサイエンス・フィクション、血を含む暴力表現、オンラインの相互要素」である。リメイクされた『ロマンシング サガ 2』はドラッグ描写によりM指定。『ファイナルファンタジーXV』は全年齢対象のGであるが、『ファイナルファンタジーXII』『ファイナルファンタジーXIII-2』ともに暴力表現によりM指定。

Australian Classificationは比較的厳しいレーティングをすることで有名であるが、前述したMタイトルはいずれもダークな描写が含まれている作品だ。低年齢層が遊びづらくなってしまう部分もあるが、一方で成熟したプレイヤーに向けて作っているというある種のメッセージでもある。『オクトパス トラベラー』ではどのような物語が描かれるのだろうか。7月13日の発売時に、明らかになるだろう。

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