大人になれない少年の葛藤を「アーケードゲーム」を通じて描く『198X』発表。PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売へ

スウェーデンのインディースタジオHi-Bit Studiosは5月1日、『198X』を発表した。発売時期は2019年初頭で、対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch。『198X』は、その名のとおり1980年代を舞台とした作品だ。80年代といえば、アーケードゲームが世間を賑わせた時代。Suburbiaという寂れた郊外の街にて物語が展開される。子供と大人の狭間にいる“大人になれない”少年が、地元でアーケードゲームを発見するところから話は始まる。

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ゲームのシステムの詳細は明かされていないが、どうやらこの少年がいくつものアーケードゲームを遊ぶという形式が採用されているようだ。街に潜む危険な不良を相手に拳で戦うベルトスクロールアクション、宇宙にて生命体と戦うSFシューティング、深夜都市をオープンカーで駆け抜けるアーケードレーシング、狐のお面を被った忍者が敵および悪霊と戦う2Dアクション、デジタルコード内のダンジョンに住まうグリッチという名のモンスターと戦う3DダンジョンRPG。こうしたどこかで見たような懐かしい作品の筐体が用意されており、それらをクリアしていくことになる。

昔ながらのアーケードゲームがいくつも用意されているが、ただこれらのゲームが遊べるミニゲーム集というわけではなく、こうしたアーケードゲームのプレイを通じて少年が“自分”を見つけ、自信を得ていく過程をドラマティックに描かれるとのこと。ゲームシステムとしては『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』のような、少年としてレトロゲームを遊び成長していくような形式になるのかもしれない。トレイラーでは、雨の降る夜にビデオショップの前でタバコを吸う少年が映し出されている。1980年代がテーマではあるが、どこかサイバーパンク的な雰囲気も感じられる。いずれにせよ、描き込まれたピクセルアートによるストーリーテリングに期待できそうだ。

開発を手がけるHi-Bit Studiosの拠点はスウェーデンのストックホルムながら、スタッフはフランスのボルドーから日本の名古屋まで存在しているといい、世界各地の11名の開発者によって制作されているという。プログラマーやピクセルアーティストのほかに、編集者やライター、マネージャーといったスタッフで構成されているとのこと。

Hi-Bit Studiosは現在Kickstarterキャンペーンを実施中。目標額は50万スウェーデン・クローナ(約620万円)となっており、すでに目標額の3割近くの額を集めている。約2100円出資すればゲームが手に入るので、気に入った方は出資を検討してみてはいかがだろうか。

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