Twitchのチャットでプレイする『スーパーマリオ オデッセイ』約1か月をかけ、ついにクリア。次なる目標は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』


『スーパーマリオ オデッセイ』をTwitchチャットで操作するというライブストリームが先日、ついにフィナーレを迎えた。同ストリームは、視聴者のチャット入力によってキャラクターをうまくコントロールし、クリアを目指すというもの。チャットは、すべての操作入力に対応、6個まで同時にコマンド入力することができる。力を合わせてうまくコマンドを入力し、難所の突破を試みる。

先月4月頭から開始された『スーパーマリオ オデッセイ』のTwitchプレイは、目の前のムーンの取得に10時間をかけるといった逸話を残しながらも、時間をかけてじっくり進行していった(関連記事)。各所でのボス戦に多くの時間が費やされたが、もっとも手こずったと見られるのはラストシーン。

クライマックスシーンでは、マリオはキャプチャースキルを使ってクッパとなり、ピーチとともに生還を目指す。しかし、頭上から落ちてくる隕石を回避しなければいけないというギミックもあり、普通にプレイをしているだけでも相当に難しいシーンだ。落下地点も多くあり、実況でのプレイには不向きな、連打を要求される場面や、時間制限のある場面もあり、この配信におけるもっとも手強い難所となった。愉快犯の妨害を幾度も受けながら、約1週間をかけてクリア。1か月にわたっておこなわれた挑戦に終止符が打たれた。クリア後も数多くの要素が遊べる作品であるが、このクリアにて区切られるようだ。

この実況を主催するcommunitycontrollerでは、『スーパーマリオ オデッセイ』の以前には『星のカービィ スターアライズ』のチャット欄プレイを実施していた。すでに次なるお題が提示されており、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のTwitchによる実況プレイが始まっている。すでに、細かい操作が要求される試練の祠にて、長時間詰まっている場面が確認できる。記事を執筆している11時時点には、「新たなゲームを始める」を選択し、セーブデータが消えるという悲劇も発生。こちらでも愉快犯のいたずらは続いているようだ。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、プレイ開始直後からラストボスに挑戦できる自由な設計となっているが、まともに戦うためには能力強化や装備の充実が必須。さらには、同作の世界はとにかく広く、膨大なやりこみ要素もあるので、強化するのにも時間がかかりそうだ。communitycontrollerのTwitchチャンネルのクリップページでは、数ある名場面が短時間で楽しめるので、こちらで同ストリームのおいしい部分をさくっと味わってみてもいいかもしれない。