任天堂がNintendo Switch向け『GO VACATION』を海外発表。カワウィー島で自由に遊ぶ、あの箱庭ゲームが蘇る

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任天堂は本日5月17日、海外向けにNintendo Switch版『GO VACATION』を発表した。海外版の発売日は7月27日。『GO VACATION』はバンダイナムコゲームスが2011年にWii向けに開発・販売したアクションゲームだ。映像を見ると、グラフィックが現代向けにパワーアップしていることが確認できるが、ゲーム説明が原作と似通っているので、リマスターやリメイクに近い形で発売されるのかもしれない。

『GO VACATION』は、『リッジレーサー』シリーズのスタッフが手がけるリゾートツアー体験ゲームだ。リゾート地カワウィー島を舞台に、50種類以上に及ぶレジャーやスポーツを体験できる。こう描写するとミニゲームを詰め込んだようなゲームを想像かもしれないが、そうしたパーティーゲームに留まらない魅力を持つ。それぞれのアクティビティはシンプルでありながら何度も遊びたくなるような完成度を誇るのはもちろんのこと、広大な島を自由に散策することができるのも特徴である。

島にはそれぞれ雰囲気の異なるエリアが用意されているほか、それらのエリアは細部にわたるまで作り込まれている。マップ内には豊富なイベントやアイテムが用意されており、プレイヤーを飽きさせない。別荘を構えてカスタムすることも可能。さまざまな乗り物で移動できることもでき、ジャンルは異なるが、ドライブゲームのような魅力もあると表現できるかもしれない。本作のチームは『ファミリースキー』を手がけ高い評価を獲得していたが、同作の長所を伸ばしながらも、遊びの幅を広げたのが『GO VACATION』なのだ。

Nintendo Switch版では、ソロプレイに対応するのはもちろんのこと、ひとつのNintendo Switchで遊ぶ4人までのマルチプレイ、そしてそれぞれの本体を持ち寄ってのマルチプレイに対応しているという。なお、現在発表されている情報(海外向けプレスリリース)を見る限りでは、オンラインについての記述は見当たらないので、この点は続報を待つ必要がありそうだ。操作については複数のアクティビティでは、モーションコントロールに対応するとのこと。ひとりで寝転がって島を満喫も、友人と持ち寄って一緒にアクティビティを遊ぶこともでき、Nintendo Switchにてリリースされることで、『GO VACATION』はその魅力がさらに引き立つことだろう。国内向けの発表についても期待したいところだ。

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