ParadoxがSFシミュレーション『Age of Wonders: Planetfall』を発表。暗黒宇宙時代にて、銀河帝国再建を目指す

 

パブリッシャーのParadox Interactiveは5月19日、『Age of Wonders: Planetfall』を発表した。本作は、Triumph Studiosが手がけるシミュレーションゲーム『Age of Wonders』シリーズの最新作だ。前作『Age of Wonders III』から4年ぶりの新作となる本作では、新たなSF世界を舞台に、戦術的ターン制バトルと奥深い4X帝国建設ゲームの要素を組み合わせるという。

『Age of Wonders: Planetfall』では、プレイヤーは銀河帝国が崩壊し暗黒宇宙時代に陥った世界を舞台に、新たな帝国を築く。しかし、この世界にはプレイヤーと同様に独自の発展を目指す人々がほかにもいる。廃墟と化した惑星を探索する中では、そういった勢力と遭遇することもあるだろう。滅び去った文明の歴史を紐解くことで失われた技術を獲得でき、それはプレイヤーが構築する社会を強化する力になるとともに、敵対勢力に対するアドバンテージにもなるはず。惑星区域ごとに特化する経済や統治方針を決め、帝国の繁栄を目指すのだ。

ゲームの詳細はまだ明かされていないが、シングルプレイのキャンペーンモードでは奥深い物語のもと、種族間の大規模な発展競争をする中で、戦闘や外交交渉、征服、開発などをおこなう。戦闘部隊にはカスタマイズ可能な武器を配備でき、バトルでは環境破壊要素もあり激しいものになるという。オンラインマルチプレイモードも、もちろん用意されている。開発元Triumph StudiosのCEO Lennart Sas氏は、本作ではこれまでの『Age of Wonders』シリーズ作からの大幅な拡張を目指していると述べる。そして、新たな舞台に移してはいるものの、シリーズを成功に導いた基本原則は曲げずにいるため、ファンには受け入れてもらえるはずだと自信を語る。『Age of Wonders: Planetfall』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2019年発売予定だ。