古代ローマを舞台としたシミュレーションゲーム『Imperator: Rome』発表。Paradox史上もっとも細かなマップが君を待つ

 

スウェーデンのパブリッシャーParadox Interactiveは5月19日、『Imperator: Rome』を発表した。『Imperator: Rome』は、『Europa Universalis IV』や『Crusader Kings II』、そして『Stellaris』に携わってきたJohan Andersson氏が手がける新作だ。Paradox内製スタジオParadox Development Studioが開発を担当する。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2019年の発売を予定しているという。

舞台となるのは、アレクサンドロス3世やハンニバル、シーザーといった人物が歴史に名を残した、古代ローマの時代だ。時代としては、アレクサンドロス3世の没後からローマ帝国建国に設定されているという。こうした混迷期にて、自分の国を構えて、人口を拡大させながらも議員らの裏切りに警戒しつつ、国家を発展させていくのだ。

本作では、時代の変化とともにスキルや特性が変化するという“いきいきとした”NPCが登場するほか、各国家の市民はそれぞれ独自の文化や宗教を持っており、そうした人々をいかに統治するのかも問われるのだという。バーバリアンも登場するといい、凶暴かつ危険な彼らを移住させ、うまくコントロールすることで国はさらに栄えていくようだ。

内政においては、防衛や政治だけでなく、建物や道路といったインフラストラクチャーへの投資も重要になってくるとのこと。防衛の対象となるのは、外国だけでない。自国の民も反乱するので兵力を蓄えていこう。交易により巧みに富を築くことで、自国をより強固なものにしていけるだろう。マップとしては、ヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)からインドまでカバーしており、Paradox史上もっとも詳細なマップが用意されるとのこと。

同日には、『Age of Wonders』シリーズの最新作『Age of Wonders: Planetfall』や『Crusader Kings II』の新DLC「Holy Fury」が発表されている。現在公式サイトではメーリングリストの登録を受け付けており、その数に応じてコンテンツが追加されていくとのことなので、興味がある方は登録しておこう。