高速のグラップリングアクション『Rifter』発表。シンセウェイブをかき鳴らしかっ飛ばす


オーストリアのインディーデベロッパーIMakeGames(Maximilian Csuk氏)は、『Rifter』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)となっている。『Rifter』は目にも留まらぬハイスピードで展開される2Dアクションゲームだ。ネオン調のグラフィックをバックグラウンドに、グラップリングフックを使い、ダイナミックに移動しながら、そして時に壁にぶつかり反射しながら、ゴールを目指す。

ただし、本作は単に横へ進んでいくのではなく、探索要素も含まれている。ステージに散らばるアイテムを収集することも本作のひとつの目的であるとのこと。アイテムを集めて30にもわたるアップグレードを敢行しスキルを取得。強大なボスが待ち受ける90以上のステージをクリアするのだ。また詳細は不明ながら、マルチエンディングが採用されているという。

『Rifter』は『Dust Force』『ソニック』『Bionic Commando』『Hotline Miami』といったタイトルから影響を受けて開発されている。いずれも、ゲーム展開がハイテンポな人気作品だ。本作でも、これらの作品と同じように、極限のスピードでのコントロールが強いられるだろう。また、シンセウェイブが弾けるサウンドトラックもひとつの特徴だ。ゲーム内アクションはサウンドとインタラクションするわけではないようだが、ハイスピードなアクションとノリノリのサウンドは、プレイヤーのテンションを上げてくれそうだ。

なお、ハイスピードなグラップリングアクションといえば、2月に似た作品『Remnants of Naezith』が発売されている。こちらも疾走感あふれる作品であったが、操作がやや特殊で難易度が高かった(関連記事)。『Rifter』のシステムはいくらかシンプルに見えるので、手軽にグラップリングフックを楽しめる作品になることに期待したい。


国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)