Bethesdaが新作『Fallout 76』を発表。海外では、ゲーム内容に関する気になる報道も


Bethesda Game Studioは本日5月30日、『Fallout 76』を発表した。Bethesda Game Studioは、同スタジオの最新作であるとしており、6月11日の「Bethesda Showcase」で続報を伝えるとしている。公開されたティザートレイラーでは、プレイヤーには馴染み深いVaultが映し出されており、76と記されたVaultジャンプスーツが確認できる。

Vault 76といえば、『Fallout 3』と『Fallout 4』にてテキストでのみ登場した幻ともいえるVaultだ。最大500人を収容し、いわゆる他のVaultで実施されていた実験がおこなわれていなかった異質ともいえる場所。“健康”に暮らしてきた500人が汚染された世界に放り出されるという作品になるのだろうか。同Vaultは核戦争の20年後に開くと言われていた(Fandom)。トレイラーのPip-Boyでは2102年という数字が映し出されている。もしこれが本当なら、時系列的にはシリーズの中でもかなり昔の作品になりそうだ。

海外メディアKotakuPolygonは、それぞれ情報筋より『Fallout 76』に関する気になる情報を報告している。Kotakuのゲームスタジオの内部情報に詳しいJason Schreier氏は、同作について「オンラインの絡んだ作品と聞いている」とコメント。Polygonも「マルチプレイを特色にする」と報じている。『Fallout』といえばシングルプレイとの結びつきが深いタイトルであり、Bethesda自体も『The Elder Scrolls Online』といった作品を展開をする一方で、シングルプレイ主体でヒット作品を飛ばしてきただけに、気になる報道だ。また前出のSchreier氏は、開発はBethesda Game Studios のMarylandとAustinでおこなわれているとも報告している。とはいえ、これらはあくまで噂のひとつ。E3での正式発表を待ちたいところ。