『Paladins』から派生したクラス制+チーム対戦型バトルロイヤル『Realm Royale』基本プレイ無料でSteam早期アクセス配信開始


【UPDATE 2018/6/10 19:30】
Hi-Rez Studiosは6月10日、『Realm Royale』にソロモードを追加した 。また6月7日のアップデートによりサーバーリストに東南アジアサーバーが加わっている。

【原文 2018/6/6 15:24】
Hi-Rez Studiosは6月5日、『Paladins』をベースにした三人称視点のバトルロイヤルゲーム『Realm Royale』のSteam早期アクセス配信を開始した。基本プレイ無料のタイトルであり、対応プラットフォームはWindowsとなっている(日本語非対応)。

本作はHi-Rez Studiosのチーム対戦型FPS『Paladins』から派生したスタンドアロン作品である。2018年1月に「Paladins: Battlegrounds」として発表されたのち『Realm Royale』に改名。早期アクセス入りに向けてベータテストが実施されていた。ゲームモードは2人デュオと4人スクワッドの2種類(ソロモードは無し)。マッチ開始と共に約100人のプレイヤーが孤島に降り立ち、円形に縮小し続けるプレイエリアに留まりながら最後の1チームになるまで死闘を繰り広げる。

『Realm Royale』の最大の特徴は、クラス制度を採用しているところである。プレイヤーはマッチ開始前に「Warrior」「Mage」「Hunter」「Assassin」「Engineer」の5種類のクラスから1つを選ぶ。それぞれ性能補正効果と装備可能武器・アビリティが異なることから、チーム編成が重要となってくるだろう。また武器やアビリティはマッチ開始時から所持しているわけではなく、戦場で宝箱を開けて集めることになる。武器はショットガンやスナイパーライフルといった銃器類から魔法の杖、剣、クロスボウまで全部で17種類。アビリティも攻撃・回復・補助系など全25種類のものが用意されている。

アビリティはクラス限定、武器は大半がクラス共通。「Warrior」用のオノ、「Assassin」用のスナイパーライフルなど武器の一部のみクラス限定となっている

各種武器・アイテムの所持制限は、武器2種、通常アビリティ2種、移動アビリティ1種、ポーション2種まで。武器は弾薬無制限、アビリティはクールダウン制となっている。見つけた武器・アイテム全てを持ち運べるわけではないものの、余った分は「Shards」という通貨アイテムに分解できる。「Shards」はマップ各所にある鍛冶場(Forge)で高性能のレジェンダリー武器や防具を鍛造する際に使用する。低レアリティの武器・アイテムも無駄にはならないというわけだ。なお鍛冶場の炉を使っている間は煙突から出る煙により居場所がバレてしまうため要注意。

戦場となる孤島では、エリア毎に四季折々の風景を味わえる。荒れ果てた砂漠地帯、ジャングル、雪山、古城など、特徴的なロケーションが各所に広がっている。またマッチ中はマウント用の動物をいつでも召喚できるため、安全地帯への移動は苦にならない。次の目的地に向けて移動し続け、チームメイトと力を合わせて激戦を乗り切ろう。

体力が無くなるとダウンするのではなく、武器・アビリティを使えないチキン状態になる。この状態でトドメを刺されると死亡。30秒間逃げ切れば人間の身体に復活できる

クラス毎の長所・短所を生かしたチームバトルにより差別化を図っている、基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム『Realm Royale』。現時点ではゲームプレイの磨き上げに専念するため、ゲーム内少額課金機能がオフになっている。ゲームプレイの改善以外では、プレイヤーレベルが上がるにつれてコスメティックアイテムがアンロックされる成長システムが実装される予定だ。