『BABYLON’S FALL』PS4/Steam向けに発表。スクウェア・エニックスとプラチナゲームズのタッグ再び


スクウェア・エニックスは本日6月12日、「E3 Showcase 2018」を実施し『BABYLON’S FALL』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PC(Steam)で、2019年の発売が予定されている。本作の開発には、プラチナゲームズが携わっている。

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今回公開されたのはティザートレイラーであり、ゲームの概要は謎に包まれているが、どうやらファンタジー世界が舞台のようだ。トレイラーでは、時系列にそって歴史を紹介されている。その歴史の概説をざっくりと読み解いてみよう。人類は「Oversoul」と呼ばれる何かを見つけたのち、繁栄していくが、災害に見舞われ、そして戦争が起こる。戦争が起こった後、神罰が下り、女神が生まれ世界は再誕し、そしてまた動乱が生まれていく。

ゲーム内時代設定で、CE5000年から5475年までの歴史が紹介されているが、かなり政情不安な世界が舞台であることは間違いなさそうだ。CE5475年に「ソウルの神社の深部」にて「Nomads」という名の何かが生まれ、ここで歴史の紹介は途切れている。「目覚めた」とも表現される、このNomadsが物語の鍵を握るのだろうか。いずれにせよ、ゲーム設定はかなり細部まで作り込まれているようで、スクウェア・エニックスらしさを感じさせる。

プラチナゲームズとスクウェア・エニックスといえば、両社がタッグを組んで開発した『NieR:Automata』は世界的なヒットを生み出した。先日には、同作の全世界出荷数が300万本を突破したと報告され、昨日にはDLCを含んだXbox One版『NieR:Automata BECOME AS GODS Edition』も発表されている。実績ある、期待高まるタッグだといえるだろう。トレイラーで見られた戦闘シーンでの、部分切断の演出はプラチナゲームズらしさを感じさせる。今作でも、奥行きのあるストーリーテリングと、爽快感あふれるアクションが楽しめることは間違いなさそうだ。

『BABYLON’S FALL』は2019年に、PlayStation 4/PC(Steam)向けに発売予定だ。