PS4/PS Vita/PC向けサバイバルRPG『ザンキゼロ』戦闘システムなど公開。キャラクター同士をひとつの部屋で添い寝させることも可能

 

スパイク・チュンソフトは本日6月14日、『ザンキゼロ』の続報を公開した。『ザンキゼロ』は『ダンガンロンパ』スタッフが手がけるサバイバルRPGだ。PlayStation 4/PlayStation Vita向けに、7月6日に発売される。PC(Steam)向けにも発売予定。今回紹介される新要素は、戦闘とソイネシステムだ。

『ザンキゼロ』は、3Dダンジョンとリアルタイム戦闘を採用するRPGである。やや複雑なシステムを導入しているが、戦闘自体はワンボタンでおこなえるシンプルなのだという。近接武器であれば自動的に照準が合い、ボタンを押していくだけで攻撃可能。ただし、武器にはそれぞれクールタイムが存在し、クールタイムは武器によって大きく異なるとのこと。武器の特性を読み、戦うことが重要となりそうだ。通常攻撃のほかには、ボタンを長押しすることでスタミナを消費したチャージ攻撃が繰り出せる。チャージ時間だけでなく、敵に狙いをあわせる必要があるので、有利な状況でおこなう必要がある。特定の部位をチャージ攻撃すれば、部位破壊をし特別なアイテムを入手することも可能だ。

また、本作のダンジョンとなる廃墟を徘徊するクリーチャたちにはクリオネと呼ばれる触手が映えている。クリオネは生物に宿り、エネルギーを吸収するかわりに宿主にパワーを提供する。クリオネは物語が進むと、主人公の身体にそれぞれひとつ移植し、その力を利用できるようになるという。クリオネは攻撃や回復などさまざまな能力を持っているほか、さまざまなタイプのクリオネを組み合わせて移植することで、特殊な能力を発揮することが可能になる。一方で、宿主を侵食するというデメリットもあり、暴走すると宿主の命さえも奪ってしまうとのこと。

そして気になるのがソイネシステムだ。キャラクターは寝室で一晩休むことで体力が回復するという。キャラクターにはそれぞれ部屋が与えられているが、二人をひとつの部屋に休めることができ、ソイネ効果が発生する。ようするに、キャラクターたちを添い寝させられるシステムである。ソイネ効果はキャラクターの組み合わせごとに異なり、基本的にはソイネを行った二人にのみ効果が適用されますが、中にはパーティー全体に効果を及ぼすものあるようだ。

キャラクター同士がソイネするというと、『ダンガンロンパ』には恋愛要素を導入している側面もあり、キャラクター同士をカップリングさせられるのではないかと期待する方もいるだろう。しかし、スクリーンショットで表示されているテキストはいわゆる“汎用的”なものなので、この点について過度な期待はしないほうがよさそうだ。デザイン・声優・設定ともに魅力的なキャラクターが揃っているだけに、それぞれの掘り下げにも期待したい。