バーンアウト元開発者によるクラッシュモード風ゲーム続編『Danger Zone 2』発表、7月発売へ。大クラッシュ必至の新作レースゲームも開発中

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イギリスに拠点を置くインディースタジオThree Fields Entertainmentは6月22日、『Danger Zone 2』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox Oneで、7月13日に発売する。

同スタジオは、EAのカーレーシングゲーム『Burnout(バーンアウト)』シリーズの開発元であるCriterion Gamesの設立者ら元スタッフが新たに立ち上げたスタジオで、同シリーズの開発で培った破壊表現を活かした作品を送り出している。前作『Danger Zone』もそのひとつで、『バーンアウト』シリーズの人気ゲームモード「クラッシュモード」をUnreal Engine 4を使って再現したようなゲームだった。その前作では、バーチャル衝突試験施設という屋内空間を中心としたステージを用意していたが、続編である『Danger Zone 2』では、ついに公道に飛び出すことになる。

『Danger Zone 2』の舞台となるのは、アメリカ・イギリス・スペインの高速道路を含む世界中の17のロケーションで、その中の事故が多発することで悪名高いという23地点がステージとして収録される。公開されたスクリーンショットでは実在するLAX(ロサンゼルス国際空港)の看板が確認できるため、現実世界のロケーションを再現しているのかもしれない。収録車種は全8種類で、セダンやクーペ、大型トレーラーにタクシー(Really Crazy Taxiとのこと)、さらにフォーミュラカーも登場する。

ゲーム性は前作(および『バーンアウト』のクラッシュモード)と変わらず、ほかの一般車両が走行しているなかで大クラッシュを演じ、より多くの車両を事故に巻き込む。そして、自車が吹っ飛ぶ方向を操作し、ボーナスキャッシュを獲得していくというものだ。クラッシュ数を稼ぎゲージを溜め、大爆発を引き起こせるCrashBreakerならぬSmashBreakerも引き続き用意されているようだ。獲得スコアはオンラインランキングで世界中のプレイヤーと共有される。ほかに何らかの新要素があるのかどうかは現時点では不明である。なお、PS4 Proでは4K(Temporal Checkerboardレンダリング)および1080p(150%スーパーサンプリング)、Xbox One Xではネイティブ4Kおよび1080pにて60fpsでの出力に対応するとのこと。

今回Three Fields Entertainmentは、『Dangerous Driving』という次回作もすでに開発中であることを明らかにしている。まだゲーム画面などビジュアルは公開されていないが、ブーストや敵車をクラッシュさせるテイクダウン、環境破壊をおこないながらのレースゲームになるという。クローズドなコースを走るとのことなので、『バーンアウト』シリーズ初期のレースモードを想起させる。同スタジオは、レースゲーム史上最大のカークラッシュを見ることができるだろうとしており、どのようなゲームになるのか『バーンアウト』ファンにとっても注目の作品となりそうだ。『Dangerous Driving』は、PC/PS4/Xbox One向けに2018年冬に発売予定。

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