見下ろし型のバイオレンス・アクション『GARAGE: Bad Trip』Steam版発表、日本語対応で7月7日発売へ

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インディーパブリッシャーtinyBuildは本日7月4日、『GARAGE: Bad Trip』のSteam版を発表した。3日後の7月7日に、日本語に対応して発売される。

『GARAGE: Bad Trip』は見下ろし視点で展開されるアクションゲームだ。同社がリリースした『Mr. Shifty』のエッセンスを受け継いだ作品とも表現できるし、はたまたジャンルのの火付け役となった『Hotline Miami』ライクと表現しても差し支えないだろう。ロシアのインディースタジオZombie Dynamicsが、VHS時代のB級映画で得たヒントをもとに開発している。画面に幕がかった線のエフェクトはまさしくVHSを意識しての演出だろう。

舞台となるのは、地下室だ。元麻薬売人のブッチとなり、とある少女を助けるために地下に蠢く化物を倒していく。落ちている斧で頭部ごとふっ飛ばしてもいいし、銃器で弾丸を打ち込むこともできる。ただしサバイバル要素の強いアクションゲームとなっている分、武器の消耗や弾薬の残りを考えて敵と戦う必要がある。毒ガスやバイク、爆弾などあらゆる武器を駆使し、異形の怪物を打ち倒していくのだ。トレイラーはゴア表現満載で、スプラッターな世界観が確認できる。

少し気になるのは、『GARAGE: Bad Trip』はNintendo Switch独占タイトルとして発表され5月に発売された点。5月10日に発売され、2か月経たずしてPC版がリリースされる運びとなった。発表当初から時限独占とは発表されており、直接的な競合コンソールではなくPCでの発売であるので、落胆する人はそれほどいないと思われるが、2か月弱の独占というのはややチグハグな戦略であることは否めない。

またNintendo LifeNintendo World Reportはピクセルアートや一定の爽快感を評価しながら、作品としての一貫した方向性の欠如や快適性に関する難を指摘しており、Metacrticのスコアもメディア・ユーザーの評価ともに60点前後とかなり際どい位置にある。PC版を遊びたい方は、Nintendo Switch版のプレイヤーの声を聞いてから検討してみてもいいかもしれない。

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