『Darksiders III』は、日本語対応で11月28日発売へ。広大なオープンワールドを冒険するアクションアドベンチャー


THQ Nordicは7月9日、『Darksiders III』を現地時間11月27日(日本時間11月28日)に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Steam。Steamページを見る限り、現時点では日本語への対応を予定しているようだ。

『Darksiders III』は、「ヨハネの黙示録の四騎士」をテーマとしたアクションゲーム『Darksiders』シリーズの最新作だ。舞台となるのは、天軍と魔軍の戦いにおいて魔軍が勝利したあとの荒廃し尽くした世紀末世界。その戦いを焦炎評議会の「黙示録の四騎士」たちの活躍を描いている。第1作では神々の策略によって濡れ衣を被された四騎士の1人ウォーの戦いが描かれた。第2作では兄であるウォーの無実を証明するため、同じく四騎士のデスが立ち上がるという物語であった。

第3作では、四騎士のひとりである女性キャラクターのフューリーが主人公となる。ムチと魔法を使いこなすメイジだ。善と悪のバランスを取り戻すために、“七つの大罪”を倒すことを目指し奮闘することになる。本作は『ゼルダの伝説』のような謎解きと『デビルメイクライ』のようなスタイリッシュな戦闘を特色とするアクションアドベンチャーだ。第2作でも広い世界での冒険が楽しめたが、本作ではその世界を拡張する広大なオープンワールドが堪能できるという。鞭をしならせながら、魔法を使いフォームをチェンジし、多彩なスタイルで敵と戦うのだ。鞭は戦闘のみならず、グラップリングフックとして使ったり、ギミックを動作させる道具として使用することも可能。天国の上空から地獄の底までフューリーは躍動するようで、横だけでなく縦にも探索することになるだろう。

『Darksiders』シリーズはもともと旧THQによってリリースされていたシリーズであるが、『Darksiders II』リリース後に当時パブリッシャーであった同THQが倒産。続編で語られる予定であったであろう2人の騎士フューリーとストライフが登場するか不透明の状態にあった。しかしその後、Nordic社がTHQのブランドとIPを買収し、自社の名前をTHQ Nordicへと変更。シリーズの開発元であったVigil Gamesの面々もGunfire Gamesとしてふたたび立ち上がり、最新作の開発を進めている。

『Darksiders II』はスパイク・チュンソフトがローカライズおよび国内販売を担当し、DLCを同梱しリマスターするPS4向け『Darksiders II Deathinitive Edition』国内版はTHQ Nordic自らが販売していた。『Darksiders III』のPS4/Xbox One向けの国内発売にも期待したいところだ。