サッカーゲーム『FIFA 19』には新ルール“サバイバル”が搭載される。ゴールを決めたチームのプレイヤーが消えていく極限サッカー

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【UPDATE 2018/8/7 12:30】
記事初版にて「ゴールを決めた選手が退場する」という旨の記載をしていましたが、正しくは「ゴールを決めたチームからランダムに選手が退場する」というものでした。タイトルと本文を訂正し、誤った情報を記載したことをお詫び申し上げます。

【原文 2018/8/6 10:46】
人気サッカーゲーム最新作『FIFA 19』には、通常のモードとは別に、特殊なシチュエーションでサッカーを楽しめる「House Rule」と呼ばれるモードが存在することが明かされている。その中には、サバイバルと呼ばれるルールが存在しているようだ。Eurogamerなどがこのルールの詳細を報じている。

サバイバルでは、通常のルールと同じように11vs11でサッカーの試合が始まる。相手のゴールポストをめがけてシュートし、ゴールするという目標も同様。しかし試合展開は通常のサッカーと同じようなものにはならないだろう。というのも、同ルールでは、ゴールしたチームの選手がランダムに消えていく(ゴールキーパー除く)からだ。勝っているチームほど人数が減っていき、不利になるわけだ。90分を戦い抜くか、どちらかのチームのフィールドプレイヤーが7人を下回れば試合終了。つまるところ、90分が終わるか、5ゴールを決めたチームが勝つという形式である。

この形式は、昨今のゲーム業界におけるトレンドになりつつあるバトルロイヤルモードのエッセンスが加えられているようにも見える。『FIFA 19』のクリエイティブ・ディレクターのMatt Prior氏は、同作のサバイバルとバトルロイヤルが似たコンセプトであることを認めつつも、バトルロイヤルというアイディアに影響を受けたわけではなく、『FIFA Street』に存在していたモードから着想を得ていたと前出のEurogamerに語っている。

なお「House Rule」には、サバイバルのほかにもいくつか興味深いルールが用意されている。たとえばペナルティボックス外からのシュートは2点として換算されるLong Range、ヘディングとボレーのみゴールとして判定されるHeaders And Volleys、ファールやオフサイドやカードなどといったルールの制約なく混沌とした試合を楽しめるNo Rules、勝利条件を自由にカスタマイズできるFirst To…。販売元であるElectronic Artsは、『FIFA』シリーズにおいてはリアリティを追求してきた。最新作でもリアルプレイヤーモーションテクノロジーを導入するなどその路線を続けながらも、「House Rule」では幅広いゲームルールを開放し、プレイヤーの好きな形式でゲームを遊んでもらいたいという意図が垣間見える。

『FIFA 19』では、そのほかアクティブタッチシステムやダイナミック戦術、タイミングフィニッシュといった新要素が導入される。これらの詳細について知りたい方は、公式ホームページをチェックしてほしい。

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