機械獣と戦う北欧郊外のオープンワールドFPS『Generation Zero』ゲームプレイ映像初公開

 

スウェーデンに拠点を構えるAvalanche Studiosは、『Generation Zero』のゲームプレイ映像を初公開した。『Generation Zero』は今年6月に発表された、オープンワールドFPSだ。ソロプレイのほか、協力プレイにも対応している。『Just Cause』シリーズを手がけ、最近ではid Softwareと『Rage 2』を共同開発しているAvalanche Studiosの初のセルフ・パブリッシングタイトルとなる。舞台となるのは1989年のスウェーデンの郊外。機械獣に侵略されているという架空のスウェーデンにて、戦いが繰り広げられる。

今回の映像では、本作の設定やシステムについても明かされている。主人公となるのは若者たちだ。友人との旅行から帰ってきた少年少女は、荒廃しきり人影すらもない故郷を目の当たりにする。そして彼ら自身が、謎の機械獣から付け狙われていることにも気付く。危険から逃れながら、故郷に何が起こったのかを調べていく。

『Generation Zero』では、プレイヤーは最大3人の仲間と共に冒険することができる。フィールドは広大で美しいが、あらゆるところに機械獣が巡回しているので、十分に注意を払わなければならない。機械獣は知能を持ち、プレイヤーの動きに対応してくる。さまざまな種類が存在しているので、正面突破だけでなく引きつけたり隠れたりなど、戦略的に倒していく必要があるだろう。またこうした機械獣は、自分の持ち場を巡回している。プレイヤーが機械獣と交戦状態に入り、決着がつかないまま戦闘を終えた場合、機械獣は巡回ルートに戻り仕事を続ける。ダメージもそのまま残るようなので、少しずつ相手に攻撃を加えていくのも、ひとつの戦法になるだろう。

本作においては、敵に効果的なダメージを与えることができる銃器が鍵を握る。素材は、主に倒した機械獣から手に入れることができ、サイレンサーやスコープをつけるなどし、アップグレードを重ねるのだ。もちろん、重要なのは銃器だけではない。野外だけでなく生活のにおいがまだ残る屋内を探索し、さまざまなアイテムを手にして戦いに備えよう。Avalanche Studiosといえば、広大なオープンワールドゲームの開発に定評のあるスタジオだ。広大なフィールドは、昼夜だけでなく天候もダイナミックに変化する。プレイヤーも異なる戦術選択を迫られるほか、機械獣の挙動もそれにあわせて変化。マップの構造だけでなく、あらゆる状況を把握し敵と戦う必要があるようだ。映像を見る限り、開けた場所だけでなく、閉じられた空間を探索するといった場面もありそうだ。

『Generation Zero』は2019年に、PlayStation 4/Xbox One/PC向けに発売予定。公式サイトでは現在クローズドベータテストの参加者を募っているので、関心のある方はサインアップしてみてはいかがだろうか。