対戦スポーツゲーム『フライングパワーディスク』Nintendo Switch版が10月23日に発売決定。なんとシリーズ新作の開発も決定

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フランスに拠点を置くパブリッシャー・デベロッパーのDotEmuは8月20日、先日発表した対戦スポーツゲーム『Windjammers(フライングパワーディスク)』のNintendo Switch版について、10月23日に発売すると発表した。本作は日本でも発売予定である。

『フライングパワーディスク』は、データイーストが開発し1994年にアーケード/NEOGEO向けにリリースした、1対1の対戦スポーツゲームで、本作はその移植版だ。昨年、PlayStation 4/Vita版が先行して発売されている。プレイヤーは、パワーとスピードのステータスが異なる6人のキャラクターから選択し、コート内でフライングディスクを投げ合う。また各キャラクターは、トリッキーな軌道を描く強力な必殺シュートをそれぞれ持っている。フライングディスクは壁に反射するように跳ね返ることが特徴で、相手プレイヤーの隙を突いて背後にあるゴールにフライングディスクを投げ込めば得点が入るというルールだ。競技性の高さが人気を呼び、近年はeSports競技としても一部で盛り上がりを見せている。

Nintendo Switch版は、PS4/Vita版と同じ仕様となり、オリジナル版と同じグラフィックスタイルのまま高解像度化され、ローカルおよびオンライン対戦に対応。ローカル対戦では、Joy-Conを“おすそわけ”してプレイすることが可能である。BGMは、アーケード版とネオジオCD版から選択可能。オリジナル版にあったミニゲームDog DistanceとFlying Disc Bowlingももちろん収録されている。

今回DotEmuは、シリーズ続編となる『Windjammers 2』も合わせて発表している。プラットフォームはPCとNintendo Switchで、2019年発売予定だ。ゲームの詳細はまだ明かされていないが、グラフィックは全編手描きの2Dアニメーションスタイルになるそうで、そこにオリジナル版のファンが求める要素を組み合わせて“究極のフライングパワーディスク体験”を生み出すとしている。

『フライングパワーディスク』の続編というと、イラストレーターのTony氏がキャラクターデザインを担当して開発が進められていたものの、データイーストの倒産によって陽の目を見ることがなかったというエピソードがある(4Gamer)。『Windjammers 2』は、その当時開発していた作品と関係があるのかどうかはわからない。ただ、公開されたトレイラーでは新規キャラクターが登場しており、どのようなショットを持っているのかや、どのようなゲームシステムになるのかなど興味は尽きない。本作の続報は、いずれ公式サイトを通じて公開されるだろう。なお、本作は架け橋ゲームズがサポートするとのことで、日本での発売も計画されているようだ。

【UPDATE 2018/8/20 22:30】
『Windjammers 2』のスクリーンショットを追加しました。

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