Nintendo Switch/PC向けに開発中『Hazelnut Bastille』のキュートなティザー映像が初公開。『聖剣伝説』から影響を受けるアクションRPG

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インディースタジオAloftstudioは9月29日、『Hazelnut Bastille』のティザー映像を初公開した。これまでアルファ版のゲームプレイ映像などが公開されていたが、ティザーという形でトレイラーが披露されたのは今回が初となる。

公開されたティザー映像は1分に満たないものであるが、本作のテーマである「16bit」を題材としたグラフィックを堪能できるほか、ダンジョンでの謎解きや迫力あるボスとの戦闘、危険に満ちたフィールドなどが確認できる。Twitterでは「10月にはすばらしいニュースがいくつもあります」とも綴られており、発売日などの発表を控えているかもしれない。

『Hazelnut Bastille』は、PC(Windows/Mac/Linux)およびNintendo Switch向けに開発されているアクションRPGだ。主人公となるのは、若き女性。“失われたモノ”を取り戻したい彼女は、未知なる古代人が残した遺物を探すべく、故郷を飛び出し旅に出る。この彼女の旅は、次第にほかの人々の運命を巻き込んでいく。

本作は、『クロノ・トリガー』や『聖剣伝説』『ファイナルファンタジーVI』、そして『アランドラ』など90年代中期の作品から強く影響を受けているという。一方で、自身の作品を「ゼルダライク」かつ「メトロイドヴァニアスタイル」とも表現しており、とにかく多くの作品からインスピレーションを得ているようだ。また前出したように、16bitという題材に開発を進めており、単に模倣するだけでなくその時代の色使いなども意識し、忠実に16bitを描いているという。コンポーザーとしては『聖剣伝説2』および『聖剣伝説3』の作曲を担当した菊田裕樹氏が参加しており、当時の作品の雰囲気を再現するように務めているようだ。

ゲームプレイはというと、『聖剣伝説』シリーズだけでなく、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』を強く彷彿とさせる。ダンジョン作りには特にこだわりがあるようで、上質かつ意地悪なデザインでプレイヤーを悩ませる設計にされているとのこと。確かに、ゲームプレイ映像を見る限り、ダンジョンのトラップは複雑で、敵の攻撃もかなり熾烈であるという印象だ。しかし、それぞれの場面では、しっかりとした攻略法が用意されているといい、ただ難しいだけには終わらないように工夫されているようだ。

16bitのビジュアルで古き良き作品を再現しつつ、手強いダンジョンと敵を揃えて、歯応えのあるゲームプレイを楽しめるように仕上げる。『Hazelnut Bastille』は、そうした作品になっているのだろう。『Hazelnut Bastille』は、PC(Windows/Mac/Linux)およびNintendo Switch向けに発売予定だ。

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