オープンワールド・サバイバル『SCUM』キャラカスタマイズに全裸オプション追加。2.5cmから20cmまで調整可能な“陰茎スライダー”搭載

 

Devolver Digitalは11月2日、GamepiresとCroteamが手がけ、現在Steamにて早期アクセス販売中のオープンワールド・サバイバルゲーム『SCUM』向けの最新アップデート「Wild Hunter Update」を配信したと発表した。

本作は、架空のリアリティショー「SCUM」という設定のもと、終身刑の囚人であるプレイヤーは監獄島にてサバイバル生活をおこなう。シングルプレイのほか、最大64人でのマルチプレイにも対応。広大な監獄島には凶暴化した野生動物やゾンビもいる。プレイヤーのステータスは、サバイバルゲームとして一般的なものに加え、各種ビタミンやミネラルの摂取バランスをモニタしたり、代謝や排泄が表現されるなど細かい身体管理をできることが特徴である。リリース前からTwitchでの配信が盛り上がり、発売から約3週間で100万本を売り上げている(関連記事)。

今回配信されたWild Hunter Updateの目玉のひとつは、キャラクターカスタマイズに追加されたフルヌードオプションだろう。ありていに言えば“陰茎スライダー”の実装である。プレイヤーはキャラクターの陰茎の長さを1インチ(約2.5cm)から8インチ(約20cm)までの8段階で調整可能。デフォルトは4インチ(約10cm)に設定されており、Attributeポイントを消費して伸ばすか、逆に短くしてポイントに還元させるかを選択する形だ。なお、ゲーム内コンテンツなどを収録する「Supporter Pack」の購入者向けには2インチ追加して、6インチ(約15cm)がデフォルトサイズとなる。

Concealedモードをオフにしたスクリーンショットだが、局部は自主規制。なお、本稿のヘッダー画像がConcealedモードをオンにした状態である。

全裸は大好きだが、そんなモノは見たくないという人のために、局部にモザイクをかけるConcealedモードも追加されており、任意でオン/オフできる。陰茎スライダーというと、Funcomの『Conan Exiles』にて話題となったことが思い出される(日本版の『コナン アウトキャスト』では規制)。それに倣ったのかどうかは分からないが、開発者はこれをコア要素のひとつだと主張しており、リアリズムの追求をひとつの特徴とする『SCUM』においては自然な進化だったのかもしれない。

Wild Hunter Updateではこのほか、島の中で発見できる弓矢と、クラフトできる弓矢。また動物の頭をかぶれるヘッドギアや、動物や人の頭部を串刺しにしたオブジェクトや、人の歯や耳を繋げたネックレスなどがクラフト可能となった。そのほか、実際に演奏できるギターやバンジョー、ハーモニカの追加や、レンタルサーバーにて利用できるドローンカメラの実装、その他バランス調整やバグ修正、アンチチートシステムの更新などがおこなわれている。