ステルス・アクションゲーム『Hitman』エージェント47のシーズン1最後の仕事場は日本の北海道に決定

 

スクウェア・エニックス/Io-Interactiveは10月12日、海外で発売中の『Hitman』のシーズン1最終エピソードを10月31日に配信するとし、その舞台が日本の北海道であると発表した。

『Hitman』シリーズは、International Contract Agency(以下、ICA)に所属する暗殺者エージェント47が世界各地で“仕事”をこなすステルス・アクションゲーム。現場で調達する服で変装し敵の警戒を避け、さまざまな武器や事故を装ったギミックなどでターゲットを暗殺する。その攻略自由度の高さが人気のシリーズだ。本作ではメインミッションのほか、Io-Interactiveにより随時追加されるEscalation Contractsと呼ばれるミッションや、ユーザーがミッションを作成・公開することができるContracts Modeが楽しめる。また、72時間限定で出現するElusiveターゲットが存在し、いち早く探し出し暗殺するイベントが定期的に行われている。

本作はこれまでのシリーズ作とは違い、開発を続けながらその都度リリースするエピソード形式をとっている。2016年3月に海外発売された「Intro Pack」にはICAの採用試験を受けた当時のエージェント47を描いた「Prologue」と、エピソード1「The Showstopper」(フランス・パリ)が収録された。その後4月にはエピソード2「World of Tomorrow」(イタリア・サピエンツァ)、5月にエピソード3「A Gilded Cage」(モロッコ・マラケシュ)、8月にエピソード4「Club 27」(タイ・バンコク)、そして9月にエピソード5「Freedom Fighters」(アメリカ・コロラド)が配信された。

シーズン1のいずれかのエピソードで日本を描くことは早い段階で公表されていたが、今回エピソード6「Hokkaido」が発表され、その舞台が北海道であることが明らかになった。

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日本・北海道の地に降り立つエージェント47。今度の仕事場はGAMAと呼ばれる私設病院が併設された超高級リゾート地だ。部外者がおいそれと立ち入れる場所ではない。人里はなれて存在するGAMAには、日本の美しい風景と最先端技術が混在している。マップには禅庭や寿司店、温泉といったいかにも日本らしい要素が配されているとのこと。このエピソード6「Hokkaido」には二人のターゲットを含む「Situs Inversus(内臓逆位症)」という名のメインミッションが収録されており、ゲームプレイ面でもストーリー面でもシーズンフィナーレを飾るにふさわしいクライマックスが描かれるそうだ。

近年、北海道はウィンタースポーツや温泉などが楽しめる観光地として海外からの人気が高まっていることで知られる。それが今回の選定理由に関係しているのかどうかは分からないが、日本人としてはIo-Interactiveがどのようにこの土地を描くのか気になるところだ。

『Hitman』は海外ではPlayStation 4/Xbox One/PC向けに発売中。2017年1月にはシーズン1のエピソードすべてを収録したパッケージ版『Hitman: The Complete First Season』が発売される。そして日本では同じくPlayStation 4/Xbox One/PC向けに2017年内に発売予定だ。