恐竜サバイバルゲーム『ARK』では“荒らしプレイヤー”は「ユーザーお手製の牢獄」に捕らえられる

恐竜サバイバルゲーム『ARK: Survival Evolved』にて、荒らしプレイヤーがユーザー製の牢獄に囚えられたことが話題となっている。Steamユーザーの「Barbaric Seagull氏」がSteamフォーラムにて報告したもので、悪質な荒らし行為を繰り返していたプレイヤーを囚え、牢獄の中で奉仕活動させることに成功したという。海外ではゲームメディアKotakuなどが報じている。

奉仕活動を経て更正した荒らしプレイヤー

『ARK: Survival Evolved』(以下、ARK)は、Studio Wildcardが開発中のオンラインマルチプレイヤー恐竜サバイバルゲームだ。プレイヤーはとある孤島に漂流した生存者となり、ほかのプレイヤーと協力して恐竜を狩ったり、トライブ(部族)を結成して木の家を作ったりし、生き延びることを目指す。6月2日にSteam早期アクセスを利用してリリースされたタイトルだが、すでに75万本以上を売り上げるなど、セールスは非常に好調である。

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Seagull氏の報告によれば、オフィシャルPvPサーバー436では「Ricky」という名の荒らしプレイヤーが存在し、ひどい迷惑行為を繰り返していたそうだ。Rickyの対処に手を焼いていたSeagull氏らは、ついに牢獄をみずからの手で作り出し、彼をブチ込むことを決めた。Rickyを追跡すること30分、Seagull氏らはようやく彼を捕縛し、投獄することに成功したという。

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「Rickyはクソ野郎であり法を破ったため逮捕されました」

『ARK』においては、プレイヤーがオフラインになったり、あるいは気力ゲージを失うと、キャラクターが消滅するのではなく、その場で気絶した状態になるという仕様がある。気を失った状態のプレイヤーはアイテムを奪われたり、引きずって別の場所へ移動させられたり、ときには殺されることもある。公式FAQではこのシステムを使ってプレイヤーを牢獄に放り込んだり、隷属させることが可能であると伝えられているが、今回実際にそういったパターンがゲーム内で発生したわけだ。

『ARK』では素手でなにかを殴るとヘルスが減少する仕様があるため、Rickyが壁を殴って自殺し別地点にリスポーンしないよう、Seagull氏らはつねに血液を与え体力を回復し続けていたという。10時間の牢獄生活のあいだ、Rickyは諦めたのか“牢屋の歌”を口にしながら、ゲームを始めたばかりのプレイヤーのためにアーマーや弓矢を作らされていた。最終的にSeagull氏とRickyは意気投合し、Rickyは彼のトライブへ加入し共にサバイバル生活を営むことを決めたそうだ。

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囚えられていたRicky。その後、この牢獄は継続して運用されており、現在は法を破った3人の囚人が投獄されているという

とはいえこのストーリーはまだ幸せなエンディングを迎えていない。ユーザーHellcat氏が、過去にRickyがレイシスト発言を繰り返していたスクリーンショットを投稿したり、彼が未成年である可能性を指摘し、Steamと開発元にリポートしたと伝えたのだ。なにかトライブ間で争いがあったのか、Seagull氏とHellcat氏ほか数名は激しい論戦を繰り広げており、荒らしプレイヤーRickyを巡る物語はまだ決着がつきそうにない。現実世界と同様に、一度犯した罪は簡単に消えることはない、といったところだろうか。

なおSteam早期アクセスにてリリース中の『ARK: Survival Evolved』は、新たに対象OSにMacとLinuxが加わり、Windows版のプレイヤーと同じサーバーでプレイできることが明らかにされている。これを祝してスペシャルセールが実施されており、7月8日まで17%オフの2473円で購入できる。

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