3タイトルとDLC、コメンタリーを含んだリマスター『BioShock: The Collection』発表。PC版1と2所有者は無料アップグレード


パブリッシャー2K Gamesは、『BioShock: The Collection』をPlayStation/Xbox One/PC向けに、9月にリリースすると発表した。価格は59.99ドルで、これまでのシリーズ3作品すべてが同梱されている。『BioShock』『BioShock 2』はリマスターされ、『Bioshock Infinite』だけはすでに現世代向けに調整されている作品だということでリマスターはされていない。ほかにも、3作品でリリースされたすべてのシングルプレイヤーモードDLCや、シリーズディレクターKen Levine氏とアニメーションディレクターのShawn Robertson氏の洞察や解説が楽しめるコメンタリーが含まれていることも告知されている。なお、『BioShock 2』のマルチプレイヤーモードは収録されていないとのこと。

リマスター版は、現世代機で1080pと60FPSで動作するように調整されている。また、今回のリリースにあたってPC版の『BioShock』『BioShock 2』を所有しているユーザーを対象に無料アップグレードがおこなわれる。

『BioShock』シリーズは、2004年から続く人気フランチャイズだ。探索と銃撃をゲームのメインとしながらも、成長やアイテム収集といった要素もあり、FPSともRPGともアドベンチャーとも言える魅力を持っている。初代『BioShock』では、レトロなアメリカと海底都市を融合させた独特の世界観で世界的に熱狂的な支持を集めた。これまでリリースされてきた3作品はいずれも数々のゲームアワードを総嘗めにしてきた過去を持ち、『BioShock: The Collection』ではそれらすべてを楽しむことのできるパッケージとなる。本シリーズの前身ともされる『System Shock』もリマスターを目指してKickstarterのファンディングが開始されているので、こちらもチェックしてみてほしい。

発売予定日は、アメリカが9月13日、オーストラリアが15日、そのほかの地域では16日となっている。